%NULLIND (ヌル標識の照会または設定)

%NULLIND(fieldname)

%NULLIND 組み込み関数は、ヌル値可能フィールドのヌル標識を照会または設定するために使用することができます。 この組み込み関数 は、ALWNULL(*USRCTL) キーワードが 制御仕様書に指定されたか、またはコマンド・パラメーターとして指定された場合のみ使用 することができます。 フィールド名は、ヌル値可能配列要素、データ構造、 独立フィールド、サブフィールド、または複数オカレンス・データ構造の 場合があります。

%NULLIND は、拡張演算項目 2 の中の式でのみ使用することができます。

この関数を式の右側で使用すると、ヌル値可能フィールドのヌル標識の設定値が戻されます。 この設定値は *ON または *OFF です。

この関数を式の左側で使用すると、ヌル値可能フィールドのヌル標識 を *ON または *OFF に設定することができます。 ヌル値可能フィールドの内容は変わりません。

ヌル値可能フィールドおよびキーを持つレコードの処理について は、データベースのヌル値サポートを参照してください。

詳細については、標識設定命令または 組み込み関数を参照してください。

図 1. %NULLIND の例
 *..1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...+....
 * Test the null indicator for a null-capable field.
 /FREE
    if  %nullind (fieldname1);
        // field is null
    endif;
 
    // Set the null indicator for a null-capable field.
    %nullind(fieldname1) = *ON;
    %nullind (fieldname2) = *OFF;
 /END-FREE