Quality of Service のトラブルシューティング
QoS (Quality of Service) は、QoS に関する問題のトラブルシューティングを行ういくつかの方法を提供します。
通信トレース
システムからは、ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) または広域ネットワーク (WAN) インターフェースなどの通信回線上のデータを収集するための通信トレースが 提供されます。 ユーザーは、一般的にトレース・データの内容全体を理解していない場合があります。 しかし、本書の読者であれば、トレース項目から 2 つの地点間のデータ交換が 実際に行われたかどうかを判断できます。
システムでの QoS の使用可能化
QoS サーバーが始動しない場合、最初に、QoS がシステム上で使用可能であるかどうかを調べます。 初めてポリシーを構成する場合は、初期構成ウィザードがシステム上の QoS を自動的に使用可能にします。 ただし、この値が何らかの理由で変更された場合は、サーバーは始動しません。
QoS がシステム上で使用可能であるかどうか調べるには、次のステップを実行します。
- System i® ナビゲーター で、 の順に展開します。
- 「構成変更」を選択します。
- QoS サーバー構成インターフェースが表示されたら、「ファイル」をクリックして「プロパティー」を選択します。
- 「QoS プロパティー (QoS properties)」ページで、「QoS の使用可能化 (Enable QoS)」を選択します。