システム・ヘルス・サービス
最も重要なシステム・リソースの場合、IBM i オペレーティング・システムは最も高い使用量とコンシューマーを自動的に追跡します。
IBM i オペレーティング・システムは多くの製品とコンポーネントで構成されています。統合オペレーティング・システムとして、製品とコンポーネントが互いに依存していることが多いだけでなく、共通のビルディング・ブロックとリソースが使用されています。一部のリソースでは、使用法と使用量が適切であることが継続的に正常な動作の達成に直接関係するため、それらのリソースは非常に重要であると見なされます。この追跡用のリポジトリーは DB2 for i の中にあります。
テーブル、ビュー、およびグローバル変数の組み合わせで、システムの制限についての情報を提供します。重要な制限についての情報は、DB2 for i が提供する QSYS2/SYSLIMTBL というテーブルに記録されます。QSYS2/SYSLIMITS ビューは SYSLIMTBL および他の DB2 リソースを使用して、これらの制限について拡張詳細およびフォーマット済み詳細を提供します。一般に、基礎となるテーブルよりもビューで作業することが必要です。DB2 for i が提供するグローバル変数を使用して、SYSLIMTBL 内の制限の各タイプに保持されている行数を制御します。
追跡される制限は以下のとおりです。
- ASP の制限
- スプール・ファイルの最大数
- データベースの制限
- 区画内のすべての行の最大数
- 区画内の有効な行の最大数
- 区画内の削除された行の最大数
- 区画内のオーバーフロー行の最大数
- 可変長セグメントの最大数
- 区画にわたる索引の最大数
- *MAX4GB 索引の最大サイズ
- *MAX1TB 索引の最大サイズ
- コード化ベクトル索引の最大サイズ
- ファイル・システムの制限
- ライブラリーにおけるオブジェクト記述項目の最大数
- ディレクトリーでリンクされたオブジェクトの数
- ディレクトリーにおけるリンクされたディレクトリーの最大数
- *SYSBAS ASP 内のファイル・システム・オブジェクトの最大数
- 独立 ASP におけるファイル・システム・オブジェクトの最大数
- フォルダーにおける文書ライブラリー・オブジェクトの最大数
- システム ASP 内の文書ライブラリー・オブジェクトの数
- ユーザー ASP における文書ライブラリー・オブジェクトの最大数
- ストリーム・ファイルの最大バイト数
- 文書の最大バイト数
- ジョブの制限
- ロックされた行の作業単位あたりの最大数
- 行変更操作の作業単位あたりの最大数
- ジャーナルの制限
- ジャーナル・レシーバーの最大サイズ
- 1 つの *MAX10M ジャーナルに関連付けることができるオブジェクトの最大数
- 1 つの *MAX250K ジャーナルに関連付けることができるオブジェクトの最大数
- *MAXOPT3 ジャーナルの最大順序番号
- *MAXOPT1 または *MAXOPT2 ジャーナルの最大順序番号
- オブジェクトの制限
- ソース物理ファイルのメンバーの最大数
- システムの制限
- ジョブの最大数