トランスポート独立リモート・プロシージャー・コール

Sun Microsystems 社によって開発されたリモート・プロシージャー・コール (RPC) は、 クライアント・アプリケーションをサーバー機構から容易に分離し、分散させます。

RPC には、外部データ表示 (XDR) と呼ばれるデータ表示の標準が含まれており、 複数のタイプのマシンが転送データにアクセスできるようにします。 トランスポート独立 RPC (TI-RPC) は、RPC の最新バージョンです。ネットワーク層で使用される、基礎になるプロトコルを分離する方法を提供し、 プロトコル間のさらにシームレスな遷移を提供します。 現在 IBM® i プラットフォームで使用可能なプロトコルは、TCP と UDP だけです。

ネットワーク全体にわたる分散アプリケーションの開発は、 RPC の使用時にはシームレスな作業です。 主なターゲットは、ユーザー・インターフェースやデータ検索の分散をより重視したアプリケーションです。