SOUNDEX
SOUNDEX 関数は、引数内のワードの音を表す 4 文字コードを戻します。 この結果は、他のストリングの音と比較するのに使用できます。
- expression
- CLOB または DBCLOB 以外の任意の組み込み数値またはストリング・データ・タイプの値を戻す式。 引数は 2 進ストリングであってはなりません。 数値引数は、関数を評価する前に文字ストリングにキャストされます。 数値から文字ストリングへの変換の詳細については、VARCHARを参照してください。
結果のデータ・タイプは、CHAR(4) です。引数が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL の場合は、結果は NULL 値になります。
結果の CCSID は、現行サーバーのデフォルトの CCSID になります。
SOUNDEX 関数は、音は分かっているが正確なスペルが分からないストリ ングを見つけるのに便利です。これは、文字や文字の組み合わせの音に関する想定をして、類似の音を持つ ワードを検索するのに役立てます。比較は、直接行うことも、ストリングを DIFFERENCE 関数への引数と して渡して行うこともできます。詳しくは、DIFFERENCEを参照してください。
例
- EMPLOYEE 表を使用して、姓 が「Loucesy」のような音をもつ従業員の
EMPNO と LASTNAME を検索します。
以下の行が戻されます。SELECT EMPNO, LASTNAME FROM EMPLOYEE WHERE SOUNDEX(LASTNAME) = SOUNDEX('Loucesy')
000110 LUCCHESSI