ttt コマンド

目的

三目並べゲームを開始します。

構文

ttt-e ] [  ]

説明

ttt コマンドは、三目並べゲームを開始します。 このバージョンは学習をしますが、その速度は早くありません。 プログラムは、ゲームを完全にマスターするまでに、80 ゲームぐらいは負けるでしょう。 ゲームを開始すると、Accumulated knowledge? (Yes or No) というプロンプトが表示されます。 y と入力すると、コンピューターは前のゲームから得られた知識を使用します。

ユーザーは常に X で、相手が常に O です。最初に動かすことも相手にパスすることもできます。 パスするには、ゲームの最初に Your move? のプロンプトに対して Enter キーを押します。 最初に 1 行で 3 つ取った側がゲームに勝ちます。 次に例を示します。

new game
123
456
789
Your move?
1
XO3
456
789
Your move?
9
XOO
456
78X
Your move?
5
You win

この例では、ユーザーは最初に 1 の場所に X を置きました。 コンピューターは 2 の場所に O を置きました。 ゲームは、斜めの行 (1,5,9) にユーザーが 3 つ置くまで続きました。 ゲームはユーザーが止めるまで繰り返します。 ゲームを終了するには、割り込み (Ctrl-C) またはファイル終わり (Ctrl-D) キー・シーケンスを押します。

フラグ

項目 説明
-e 学習速度を上げます。
-i ゲームの開始前に指示を表示します。

ファイル

項目 説明
$HOME/ttt.a 学習ファイルの位置を指定します。
/usr/games システムのゲームの位置を指定します。