rmquedev コマンド

目的

システムからプリンター・キュー・デバイスまたはプロッター・キュー・デバイスを除去します。

構文

rmquedev  -d Name  -q Name

説明

rmquedev コマンドは、 -d フラグで指定されたデバイス・スタンザを /etc/qconfig ファイルから削除して、 システム構成からプリンター・キュー・デバイスまたはプロッターのキュー・デバイスを除去します。 また、 デバイス Name のエントリーを削除して、キュー・スタンザの Device=DeviceName1,DeviceName2,DeviceName3 の行を修正します。

また、System Management Interface Tool (SMIT) smit rmquedev 高速パスを使って実行することもできます。

推奨: /etc/qconfig ファイルを編集するには、chquemkquermquechquedevmkquedev、および rmquedev の各コマンドまたは SMIT を使用します。さらに、これらのコマンドを実行する時間帯は、ピークが弱まった時、またはオフピーク時にすることをお勧めします。
手動操作による /etc/qconfig ファイルの編集が必要な場合、 まず enq -G コマンドを発行し、 すべてのジョブがプロセスされた後、キューイング・システムと qdaemon を一時停止状態にしてください。次に、 /etc/qconfig ファイルを編集し、新しい構成を使用して qdaemon を再始動できます。

フラグ

項目 説明
-d Name qconfig ファイルから削除するデバイス・スタンザの Name を指定します。
-q Name 前のキュー・スタンザで修正するデバイスの Name を指定します。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX® ユーザーへの注意: このコマンドは特権操作を実行できます。特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権について詳しくは、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

/etc/qconfig ファイルから loc を削除して、 前のキュー・スタンザ lpq 内で "DEVICE =" スタンザを修正するには、以下のように入力します。

rmquedev  -q lpq  -d loc

ファイル

項目 説明
/usr/bin/rmquedev rmquedev コマンドが入っています。
/etc/qconfig 構成ファイル。