lsquedev コマンド

目的

デバイス・スタンザ名を表示します。

構文

lsquedev [ -c ] -q Name -d Name

説明

lsquedev コマンドは、/etc/qconfig ファイルから、キュー・スタンザの名前とそれに関連する属性を表示します。

フラグ

項目 説明
-c SMIT で使えるように、コロン・フォーマット出力を指定します。
-d Name 表示されるデバイス・スタンザの Name 変数を指定します。
-q Name 表示されるデバイス・スタンザを含むキューの Name 変数を指定します。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

  1. lp0 キュー上のデバイス・スタンザ dlp0 を表示するには、 次のように入力します。
    lsquedev  -q lp0  -d dlp0
    次のようなリストが表示されます。
    dlp0:
    FILE = /dev/lp0
    BACKEND = /usr/lib/lpd/piobe
  2. lp0 キュー上のデバイス・スタンザ dlp0 をコロン・フォーマットで表示するには、次のように入力します。
    lsquedev  -c  -qlp0  -d dlp0
    次のようなリストが表示されます。
    file:access:feed:header:trailer:backend:align
    dlp0:/dev/lp0:read:never:never:never:/usr/lib/lpd/piobe:TRUE

ファイル

項目 説明
/usr/bin/lsquedev lsquedev コマンドが入っています。
/etc/qconfig 構成ファイルが入っています。