psrev コマンド

目的

PostScript ファイルのページ順序を逆にし、印刷のページ範囲を選択します。

構文

psrev [ -R ] [ -sPagespec,... ] [ File ]

説明

psrev コマンドは、File 変数で指定したファイルのページ順序を逆にし、Pagespec パラメーターで指定したページを印刷します。 このファイルは、PostScript ファイル構造基準に合致していなければなりません。 File に値を指定しないと、psrev コマンドは標準入力から読み取ります。 psrev コマンドは、結果として生成されたファイルを標準出力へ書き出します。

フラグ

項目 説明
-R ページ順序を逆にしません (指定すれば、ページをサブセットします)。
-sPagespec 印刷すべきページの範囲 (または複数の範囲) を指定します。 Pagespec パラメーターはスペースなしの文字列です。 Pagespec パラメーターは、単一のページ番号または N-M フォーマットの範囲にすることができ、N から M までのページを印刷します。 -N は、文書の最初からページ N までを印刷します。 M- は、ページ M から文書の終わりまでを印刷します。

次は、ページ範囲と逆順しない個別ページを示した psrev コマンドの使用例です。


psrev -R -s2-4,6
psrev -R -s2-4,6-8

ファイル

項目 説明
/var/tmp/RV* 入力がパイプ接続である場合の一時ファイルが入っています。