lslicense コマンド

目的

固定ライセンス数と浮動ライセンスの状況を表示します。

構文

lslicense [ -A ] [ -c ]

説明

lslicense コマンドは、 固定ライセンス数と浮動ライセンスの状況を表示します。

フラグ

項目 説明
-A -A フラグを指定すると、lslicense コマンドは、 使用可能な固定ライセンスの現在数をレポートします。 -A フラグが指定されていない場合には、固定ライセンスの最大数と ライセンス状況がレポートされます。
-c 出力を : (コロン) フォーマットで表示します。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

  1. 固定ライセンス数と浮動ライセンスの状況を表示するには、次のように入力します。
    lslicense
    次のような出力が表示されます。
    Maximum number of fixed licenses is 10.
    Floating licensing is enabled.
  2. 固定ライセンス数と浮動ライセンスの状況をコロン・フォーマットで表示するには、次のように入力します。
    lslicense  -c
    次のような出力が表示されます。
    #fixed:floating
    10:on
  3. 使用可能な固定ライセンス数を含むライセンス情報を表示するには、次のように入力します。
    lslicense -A
    次のような出力が表示されます。
       Maximum number of fixed licenses is 2.
       Floating licensing is disabled.
       Number of available fixed licenses is 2.