lsitab コマンド
目的
/etc/inittab ファイル内のレコードをリストします。
構文
lsitab { -a | Identifier }
説明
lsitab コマンドは、 /etc/inittab ファイル内のレコードを表示します。 /etc/inittab ファイル内のすべてのレコードを表示するか、 Identifier パラメーターを使用して特定のレコードを表示することができます。 Identifier パラメーターは、 オブジェクトを一意的に識別する 14 文字のフィールドです。
フラグ
項目 | 説明 |
---|---|
-a | /etc/inittab ファイル内のすべてのレコードをリストすることを示します。 |
セキュリティー
RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。
例
- tty2 のレコードを表示するには、次のように入力します。
出力は tty002:2:respawn:/usr/sbin/getty /dev/tty2 のようになります。lsitab "tty002"
- /etc/inittab ファイル内のすべてのレコードを表示するには、次のように入力します。
/etc/inittab ファイル内のすべてのレコードが表示されます。lsitab -a
ファイル
項目 | 説明 |
---|---|
/etc/inittab | init コマンドを始動するプロセスを示します。 |