lookbib コマンド

目的

参考文献一覧で参考文献を見つけます。

構文

lookbib [ -n ] [ Database ... ]

説明

lookbib コマンドは indxbib コマンドで作った逆索引を使って参考文献を見つけます。 lookbib コマンドは端末上の > プロンプトの後に入力されたキーワードを読み取り、それらのキーワードをすべて含んでいるレコードを検索します。 一致するものがなかった場合、 > プロンプトだけが戻されます。

lookbib コマンドは指示が必要かどうか尋ね、ユーザー定義の肯定応答を入力すると、簡単な情報を出力します。

Database パラメーターは、参考文献の参照、索引、または同様のタイプの情報を含むファイルを指定します。 indxbib コマンドで作成した共通索引があれば、複数のデータベースを検索できます。 この場合、indxbib コマンドに与えられた最初のデータベース名だけが lookbib コマンドに指定されます。

lookbib コマンドは索引ファイル (.i[abc] ファイル) が見つからないと、最初のデータベースと同じ名前で接尾部を持たない参照ファイルを探します。 lookbib コマンドは、.ig 接尾部のついたファイルを作成し、fgrep コマンドで使えるようにします。 次に、この fgrep コマンド・ファイルを使って参考文献を見つけます。 .ig ファイルを使うのは簡単ですが、.i[abc] ファイルを使った場合より時間がかかり、また複数の参照ファイルを使用することができません。

フラグ

項目 説明
-n 指示に対応するプロンプトをオフにします。

ファイル

項目 説明
Database.ia エントリー・ファイルが入っています。
Database.ib 通知ファイルが入っています。
Database.ic タグ・ファイルが入っています。
Database.ig 出力ファイルが入っています。