マウント

マウント は、ファイルシステム、ファイル、ディレクトリー、デバイス、およびスペシャル・ファイルを、特定のロケーションで使用できるようにします。 これはファイルシステムをアクセス可能にする唯一の方法です。

mount コマンドは、ファイルシステムを指定されたディレクトリーに接続するように、オペレーティング・システムに指示します。

マウントしようとするファイルまたはディレクトリーへのアクセス権とマウント・ポイントへの書き込み許可を持っていれば、ファイルやディレクトリーのマウントができます。 システム・グループのメンバーもデバイス・マウント (この場合、デバイスまたはファイルシステムはディレクトリーにマウントされる)、および、/etc/filesystems ファイルに記述されているマウントを実行することができます。 root ユーザー権限で操作中のユーザーは、デバイスとディレクトリーの両方の名前をコマンド・ラインに指定すれば、任意にファイルシステムをマウントできます。 /etc/filesystems ファイルは、システムの 初期設定時に自動的に行うマウントを定義するのに使用されます。 システム始動後のマウントには mount コマンドが使用されます。