dumpfs コマンド

目的

ファイルシステム情報のダンプをとります。

構文

dumpfs { FileSystem | Device }

説明

dumpfs コマンドは、指定されたファイルシステムまたはスペシャル・デバイスのスーパーブロック、i ノード・マップ、およびディスク・マップ情報を出力します。 生成されたリストは、ファイルシステム情報を見つける際に使用できます。 dumpfs コマンドは、主としてデバッグの目的で使用されます。

dumpfs コマンドは、 JFS2 スナップショットに対しても実行できます。dumpfs コマンドは、 指定されたスナップショットのスーパーブロック、スナップショット・マップ、およびブロック・マップの xtree コピーを出力します。
注: dumpfs コマンドは、UDF、NFS、または JFS ディスケットに対しては機能しません。

セキュリティー

RBAC ユーザーおよび Trusted AIX ユーザーへの注意: このコマンドは特権命令を実行できます。 特権命令を実行できるのは特権ユーザーのみです。 権限および特権についての詳細情報は、「セキュリティー 」の『特権コマンド・データベース』を参照してください。 このコマンドに関連した特権および権限のリストについては、lssecattr コマンドまたは getcmdattr サブコマンドの項を参照してください。

/dev/hd4 の情報を出力するには、次のように入力します。


dumpfs /dev/hd4