Control Desk サービス・ポータルの構成オプション
管理者は、エンタープライズのニーズに役立つようにサービス・ポータルを構成できます。場合によっては、IBM Control Desk ユーザー・インターフェースで構成を実行する必要があります。
- サービス・ポータルと IBM Control Desk の関係
Control Desk サービス・ポータル は、標準 IBM Control Desk インフラストラクチャーを活用しながら新しい機能と使いやすさを提供します。 ポータルで提供される効率性を最大化するために、標準製品とポータルとの関係を確認してください。 - 構成チェックリスト
サービス・ポータルをインストールしたら、IBM Control Desk 内のアプリケーションを構成してサービス・ポータルをサポートするようにします。 - ユーザー・アクセス用のセキュリティー・グループの構成
ユーザーが適切な Control Desk サービス・ポータル機能に確実にアクセスできるように、管理者は、ユーザーのロールに必要なアプリケーションへのアクセス権限をユーザーに付与するセキュリティー・グループを構成する必要があります。 - 構成ツールのユーザー・ロール・アクセスの設定
サービス・ポータル構成ツールに対して、ユーザー・ロール・アクセスを構成できます。 - サービス・ポータルでの検索オプションの構成
サービス・ポータルでは、各種の検索エンジンが使用されます (データベース検索、Lucene 検索、Watson 検索)。場合によっては、構成を行う必要があります。 - IBM Control Desk ユーザー・インターフェースからポータルへのリンクの追加
ユーザーに対する便宜のため、管理者は、スタート・センターから Control Desk サービス・ポータルへのリンクを IBM Control Desk ユーザー・インターフェースに追加できます。 - Web アプリケーションから Control Desk サービス・ポータルへのリンクの追加
Control Desk サービス・ポータルは、Web アプリケーションから サービス・ポータルにユーザーをリンクするボタンを管理者が作成できるようにするツールを備えています。 ユーザーはこのボタンをクリックして、問題を報告できます。 - 電子メール通知用の通信テンプレートの構成
ユーザーを Control Desk サービス・ポータルに追加すると、サービス・ポータルにアクセスできることを通知し、ログイン用パスワードを提供するために、当該ユーザーに電子メールが自動的に送信されます。管理者は、IBM Control Desk で生成される電子メール通知をカスタマイズできます。 - Control Desk サービス・ポータル・ユーザーのカレンダー設定の構成
IBM Control Desk のデフォルト・カレンダーは、グレゴリオ暦です。Control Desk サービス・ポータルでは、イスラム暦 (ヒジュラ暦と呼ばれることもあります) もサポートされています。 - チャットの構成
管理者は、サービス・ポータルで、チャットの有効と無効を切り替えることができます。 - チャットの音による通知の構成
管理者は、サービス・ポータルのエージェント・チャットにおける音による通知の有効/無効を構成することができます。 - Control Desk サービス・ポータル のログ・ファイルの構成
管理者は、サービス・ポータルで Control Desk サービス・ポータルのロギングを構成することができます。 - マイ・チケットのログの表示/非表示の構成
管理者は、サービス・ポータルのセルフサービス・センターで、マイ・チケットの通信ログを表示するか非表示にするかを決定できます。 - アプリケーション・リンクの構成
管理者は、サービス・ポータルでアプリケーション・リンクを構成することができます。 - サービス・ポータルでのテーマのカスタマイズ
管理者は、サービス・ポータルでテーマをカスタマイズできます。 - Control Desk サービス・ポータルでの添付ファイルの構成
デフォルトでは、Control Desk サービス・ポータルで添付ファイルをサービス要求に追加する機能は有効になっています。管理者は、ビジネス要件をサポートするように添付ファイルを構成する必要があります。また、添付ファイルが不要である場合、管理者がこの機能を無効にすることもできます。 - Control Desk サービス・ポータルのチケット・テンプレートの構成
管理者は、セルフサービス・センターで問題を報告する際に追加の関連情報を指定できる事前定義のフィールドを サービス・ポータルのユーザーに提供するチケット・テンプレートを構成できます。 - セルフサービス・チケット・ビューで仕様情報を表示または非表示にするための構成
セルフサービスのチケット・ビューに仕様情報を組み込んで、チケットを表示するユーザーがその情報を使用できるようにすることも、あるいはセルフサービスのチケット・ビューで仕様情報を除外して、その情報をユーザーから隠すこともできます。 - Control Desk サービス・ポータルのユーザー・インターフェースのカスタマイズ
管理者は、Control Desk サービス・ポータルのユーザー・インターフェースをカスタマイズできます。ページ設計を変更したり、カスタム・フィールドを追加したり、企業ブランドを反映するように、イメージ、色、テキストを追加したりできます。 - 仮想アシスタントの無効化
管理者は、Control Desk サービス・ポータルで問題を報告するユーザーに対して提供される仮想アシスタントを無効にすることを選択できます。 - サービス・ポータルで X-Frame-Options ヘッダーを構成する
管理者は、サービス・ポータルで X-Frame-Options ヘッダーを構成できます。 - シングル・サインオン用にサービス・ポータルを構成する
シングル・サインオン (SSO) 認証用にサービス・ポータルを構成することができます。 - サービス・ポータルでの外部サービスのオプション・タイルの構成
管理者は、外部サービスをオープンできるタイルが表示されるようにサービス・ポータルを構成できます。例えば、タイルが表示されて Watson サービスがオープンするように構成することで、ユーザーは Watson サービスに簡単にアクセスできます。 - サービス・ポータル との統合
サービス・ポータル機能を外部サービスに統合できます。
親トピック: Control Desk サービス・ポータル