queryAccess (NotesDatabase - JavaScript™)
ユーザー、グループ、サーバーに付与されている、データベースへの現在のアクセスレベルを返します。
定義場所
NotesDatabase構文
queryAccess(name:string) : intパラメータ | 説明 |
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name | ユーザー、グループ、サーバーの名前。階層名の場合は、フルネームを指定する必要がありますが、短縮形にすることも可能です。 |
戻り値 | 説明 |
---|---|
int | 現在のアクセスレベル。以下のいずれかになります。
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使用法
指定する名前が ACL に明示されている場合、queryAccess は、その ACL エントリのアクセスレベルを返し、グループを検査しません。指定する名前が ACL に明示されていない場合、queryAccess は、スクリプトが実行されているコンピュータで既知の第 1 アドレス帳で、その名前がグループのメンバーになっているかどうかを検査します。ローカルワークステーションの場合、そのアドレス帳は個人アドレス帳になります。サーバーの場合、そのアドレス帳は Domino ディレクトリになります。 queryAccess は、1 つ以上のグループで名前を見つけると、それらのグループの中でアクセスレベルが最も高いグループを返します。指定する名前が個別またはグループの一部として ACL に含まれていない場合、queryAccess は、その ACL のデフォルトのアクセスレベルを返します。
例
以下の計算結果フィールドには、現在のデータベース内にある現在のユーザーのアクセスレベルが表示されます。var title:string = database.getTitle();
title = "For database ¥"" + title + "¥" you have ";
var accLevel:int = database.queryAccess(session.getUserName());
switch (accLevel) {
case(NotesACL.LEVEL_NOACCESS) : return title + "no access";
case(NotesACL.LEVEL_DEPOSITOR) : return title + "depositor access";
case(NotesACL.LEVEL_READER) : return title + "reader access";
case(NotesACL.LEVEL_AUTHOR) : return title + "author access";
case(NotesACL.LEVEL_EDITOR) : return title + "editor access";
case(NotesACL.LEVEL_DESIGNER) : return title + "designer access";
case(NotesACL.LEVEL_MANAGER) : return title + "manager access";
default: return title + "unknown access";
}
言語間の参照
LotusScript® NotesDatabase クラスの QueryAccess メソッド
Java Database クラスの queryAccess メソッド