compactWithOptions (NotesDatabase - JavaScript™)

ローカルデータベースを圧縮します (オプションを指定できます)。

定義場所

構文

compactWithOptions(options:string) : int

compactWithOptions(options:int) : int

compactWithOptions(options:int, spacethreshhold:string) : int

パラメータ	説明
`options:string`	Compact サーバータスクによってサポートされている 1 つ以上のコマンドラインオプションで、負符号 (-) のないものを表します。スペースに意味はありません。ただし、S オプションでは、数値と最後の K、k、M、m との間にスペースを入れることはできません。オプションは、指定した順に処理されます。リストについては。以下を参照してください。
`options:int`	1 つ以上の以下の定数を表します。定数を組み合わせる場合は、定数を追加します。 `NotesDatabase.CMPC_ARCHIVE_DELETE_COMPACT` `1` `a` (アーカイブと削除を実行後、圧縮する) `NotesDatabase.CMPC_ARCHIVE_DELETE_ONLY` `2` `A` (圧縮せずにアーカイブと削除を行う。`a` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_RECOVER_REDUCE_INPLACE` `4` `b` (未使用スペースを元の状態にリカバリーするが、ファイルサイズは削減しない) `NotesDatabase.CMPC_RECOVER_INPLACE` `8` `B` (未使用スペースを元の状態にリカバリーして、ファイルサイズを削減する。`b` オプションを置き換える) `Database.CMPC_COPYSTYLE` `16` `c` と `C` (コピー圧縮。`b` と `B` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_DISCARD_VIEW_INDICES` `32` `d` と `D` (ビュー索引を破棄する) `NotesDatabase.CMPC_ENABLE_DOCTBLBIT_OPTMZN` `64` `F` (文書テーブルビットマップの最適化を有効にする。`f` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_DISABLE_DOCTBLBIT_OPTMZN` `128` `f` (文書テーブルビットマップの最適化を無効にする) `NotesDatabase.CMPC_ENABLE_RESPONSE_INFO` `256` `h` ([文書の階層情報を使用しない] を有効にする。`H` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_DISABLE_RESPONSE_INFO` `512` `H` ([文書の階層情報を使用しない] を無効にする) `NotesDatabase.CMPC_IGNORE_COPYSTYLE_ERRORS` `1024` `i` (コピー圧縮エラーを無視する) `NotesDatabase.CMPC_ENABLE_LARGE_UNKTBL` `2048` `K` (大型の不明な表を有効にする。`k` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_DISABLE_LARGE_UNKTBL` `4096` `k` (大型の不明な表を無効にする) `NotesDatabase.CMPC_NO_LOCKOUT` `8192` l と L (ユーザーをロックアウトしない) `Database.CMPC_MAX_4GB` `16384` `m` と `M` (データベースの最大サイズを 4 GB に設定する) `NotesDatabase.CMPC_CHK_OVERLAP` `32768` `o` と `O` (重複を検査する) `NotesDatabase.CMPC_REVERT_FILEFORMAT` `65536` `r` と `R` (以前のファイルフォーマットを変換しない) `NotesDatabase.CMPC_ENABLE_TRANSACTIONLOGGING` `131072` `T` (トランザクションログを有効にする。`t` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_DISABLE_TRANSACTIONLOGGING` `262144` `t` (トランザクションログを無効にする) `NotesDatabase.CMPC_ENABLE_UNREAD_MARKS` `524288` `u` ([未読マークを使用しない] を有効にする。`U` オプションを置き換える) `NotesDatabase.CMPC_DISABLE_UNREAD_MARKS` `1048576` `U` ([未読マークを使用しない] を無効にする)
`spacethreshhold`	`S` オプション (未使用スペースが指定のパーセントまたはサイズに達した場合は圧縮) の値で、`c` オプション自体は除いたもの。例えば、10% の場合は「10」、10 K バイトの場合は「10K」、10 M バイトの場合は「10M」です。

戻り値	説明
`int`	データベースのサイズの圧縮前後での差 (バイト)。

使用法

データベースがローカルでない場合は、このメソッドにより例外が発生します。

現在のデータベース (エージェント実行中のデータベース) と desktop.dsk ファイルを圧縮することはできません。

これらのオプションは、Compact サーバータスクと組み合わせて使用できるオプションです。詳しくは、『管理ヘルプ』の「圧縮オプション」を参照してください。

このメソッドでは、e オプションと E オプションはサポートされていません。

例

以下のボタンは、b、L、S10 オプションを使用してデータベースを圧縮します。

var dbname:string = requestScope.filename;
var db:NotesDatabase = session.getDatabase("", dbname, false);
if (db == null) {
	requestScope.status = "Cannot open database " + dbname;
	return;
}
var title:string = db.getTitle();
var delta:int = db.compactWithOptions("bLS10");
requestScope.status = "Compacting database '" + title + "'¥n";
requestScope.status += "Size difference in bytes: " + delta;

以下のボタンは、同じオプションを使用してデータベースを圧縮します。

var dbname:string = requestScope.filename;
var db:NotesDatabase = session.getDatabase("", dbname, false);
if (db == null) {
	requestScope.status = "Cannot open database " + dbname;
	return;
}
var title:string = db.getTitle();
var options:int = NotesDatabase.CMPC_RECOVER_REDUCE_INPLACE + NotesDatabase.CMPC_NO_LOCKOUT;
var delta:int = db.compactWithOptions(options, "10");
requestScope.status = "Compacting database '" + title + "'¥n";
requestScope.status += "Size difference in bytes: " + delta;

言語間の参照

LotusScript® NotesDatabase クラスの CompactWithOptions メソッド

Java Database クラスの compactWithOptions メソッド

式言語の @Command([FileDatabaseCompact]) 関数