IsDelayUpdates (NotesDatabase - JavaScript™)
読み書き可能。パフォーマンス向上のため、サーバーへの更新を遅延させる (バッチ処理する) かどうかを示します。
定義場所
NotesDatabase構文
isDelayUpdates() : booleansetDelayUpdates(delay:boolean) : void
適正値 | 説明 |
---|---|
true | (デフォルト) サーバー更新を遅延させる |
false | サーバー更新を直ちに通知する |
使用法
DelayUpdates が false の場合、プログラムは、サーバーへの更新が通知されるまで待機します。DelayUpdates を true に設定すると、サーバー更新がキャッシュされ、プログラムは直ちに次の処理に進みます。 キャッシュされた更新は、都合のよいときに通知されます。これによりパフォーマンスが向上しますが、異常終了などのイベント発生時にキャッシュされた更新が消失するリスクが伴います。このメソッドは、文書の保存操作と削除操作に適用されます。このプロパティは、データベースを開くたびに設定してください。このプロパティは保存されません。
このプロパティを使用するには、データベースが開いている必要があります。
例
以下のボタンは、文書を即時に更新して現在のデータベースに保存するように設定します。database.setDelayUpdates(false);
var dc:NotesDocumentCollection = database.getAllDocuments();
var doc:NotesDocument = dc.getFirstDocument();
while (doc != null) {
doc.replaceItemValue("owner", session.getEffectiveUserName());
doc.save();
var tmpdoc = dc.getNextDocument();
doc.recycle();
doc = tmpdoc;
}
言語間の参照
LotusScript® NotesDatabase クラスの DelayUpdates プロパティJava Database クラスの DelayUpdates プロパティ