FTDomainSearch (NotesDatabase - JavaScript™)

ドメイン検索を実行します。ドメイン検索は、ドメインカタログ内にリストされており、マルチデータベース索引作成に含まれるものとしてマークが付けられているすべてのデータベースでの全文検索です。

定義場所

NotesDatabase

構文

FTDomainSearch(query:string, max:int, sortopt:int, otheropt:int, start:int, count:int, entryForm:string) : NotesDocument
パラメータ 説明
query フルテキストの照会です。以下の「照会構文」のセクションを参照してください。
max 照会で返される文書の最大数。一致する文書すべてを受け取るには、このパラメータを 0 に設定します。
sortopt ソートオプションを指定するには、次の定数のいずれかを使用します。
  • NotesDatabase.FT_SCORES 8 (デフォルト) とすると、関連性スコアでソートされます。コレクションを関連性でソートすると、最も関連性の高い文書が先頭に表示されます。 コレクション内の各文書の関連性スコアにアクセスするには、NotesDocument の FTSearchScore プロパティを使用します。
  • NotesDatabase.FT_DATE_DES 32 を使用すると、文書の日付を基準にして降順にソートされます。
  • NotesDatabase.FT_DATE_ASC 64 を使用すると、文書の日付を基準にして昇順にソートされます。
otheropt 以下の定数を使用して、追加の検索オプションを指定します。複数のオプションを指定するには、論理 OR 演算を使用します。
  • NotesDatabase.FT_DATABASE 8192 を使用すると、IBM Domino データベースが検索範囲になります。
  • NotesDatabase.FT_FILESYSTEM 4096 を使用すると、IBM Domino データベース以外のファイルが検索範囲になります。
  • NotesDatabase.FT_THESAURUS 1024 を使用すると、類義語、同義語が使用されます。
  • NotesDatabase.FT_FUZZY 16384 とすると、あいまい検索が実行されます。
  • NotesDatabase.FT_STEMS 512 では、検索の基準として語幹語句が使用されます。
start 返される開始ページ。
count 返されるページ総数。
entryForm ドメインカタログ内の検索フォームの名前 (例えば、「ドメイン検索」など)。
戻り値 説明
Document 一致する文書タイトルの表が含まれる、「Body」という名前のリッチテキストフィールドを持つ文書。

使用法

現在の Database オブジェクトは、ドメインカタログを表す必要があります。

ソートオプションを何も指定しないと、関連性スコアでソートされた文書が返されます。日付でのソートを要求すると、関連性スコアは得られません。

照会構文

語または句を検索するには、その語または句をそのまま入力します。ただし、検索キーワードを引用符で囲む必要があります。リテラル内の引用符は必ずエスケープしてください。

ワイルドカードや演算子などの構文も使用できます。詳細な構文規則については、『IBM Notes ヘルプ』の「演算子を使用して検索条件を絞り込む」を参照してください。Domino Designer Eclipse のヘルプシステムまたはインフォメーションセンター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp など) で「照会構文」について検索してください (どちらも IBM Notes から利用できます)。

言語間の参照

LotusScript® NotesDatabase クラスの FTDomainSearch メソッド

Java Database クラスの FTDomainSearch メソッド