Clear @Command (式言語)

メニューコマンドの [編集] - [削除] を実行します。

注: このコマンドは Release 6 で新しく追加されました。

構文

@Command( [Clear] )

使用法

このコマンドはすぐに実行されます。すべての @関数が実行された後で実行するには、EditClear @コマンドを使用します。詳しくは、「式ステートメントの評価の順序」のトピックを参照してください。

Notes アプリケーションのビュー、フォルダ、読み込みモードの文書では、選択した文書に削除マークが付きます。読み込みモードの文書では、式のこの @コマンドの後に、フィールドやプロパティの値にアクセスしたり、値を割り当てる関数を含めても、その関数は無視されます。

編集モードの文書では、ハイライト表示されたデータ (文字列、表、図形、リンク、添付ファイル、オブジェクト) が消去されます。

Web アプリケーションでは、文書全体を削除するフォームにのみ、このコマンドを使用してください。編集モードのフォームでは、ハイライト表示されたデータだけを削除することはできません。実行すると、文書全体が削除されます。ビューでは、選択した文書に削除マークを付けることはできません。文書を個別に選択して削除する場合は、MoveToTrash @コマンドを使用します。サーバーから返される「削除されました」という確認ページをカスタマイズするには、「$$ReturnDocumentDeleted」という名前のフォームを作成します。詳しくは、『アプリケーション開発者ガイド』の「Web の「フォームの処理は終了しました」確認メッセージをカスタマイズする」を参照してください。

Notes アプリケーションでは、このコマンドを設計モードのフォーム、サブフォーム、ビュー、フォルダから呼び出した場合、ハイライト表示されたデータ、フィールド、列が消去されます。

ワークスペースでは、選択したアイコンが消去されます。ディスク上のデータベース自体は削除されません。

このコマンドを起動するには、ツールバーボタンを使用すると便利です。

次のコードは、フォームの [Delete] アクションに含めた場合、現在の文書を削除し、[Locations] ビューに戻ります。
@Command([Clear]);
@Command([OpenView];"Locations")

クロスリファレンス

LotusScript® NotesUIDocument クラスの Clear メソッド

LotusScript NotesUIDocument クラスの DeleteDocument メソッド

LotusScript NotesDocument Collection クラスの DeleteDocument メソッド

Java DocumentCollection クラスの deleteDocument メソッド