Lotus Software ロゴ
IBM Lotus Domino Designer 8.5
  バージョン 8.5 および 8.5.1






@Zone

現在のコンピュータまたは指定された日時値のタイムゾーン設定を返し、サマータイムを実施しているかどうかを示します。

タイムゾーンは、グリニッジ標準時に変換するために日時に加えなければならない時間の数値で表されます。

構文

@Zone
@Zone(
timeDate )

パラメータ

timeDate

日時または日時リスト。省略可能。タイムゾーンを調べる日時を指定します。時刻と日付は両方とも指定します。両方とも指定しないと、0 が返されます。

戻り値

zoneNumber.dstFlag

数値または数値リスト。タイムゾーンの後にピリオドとサマータイムが実施されているかどうかを示すフラグが付いています。

使用法

パラメータを指定しないで @Zone を実行すると、現在のコンピュータのタイムゾーンとサマータイムの設定が返されます。

パラメータ currentTimeDate を指定して @Zone を実行すると、currentTimeDate のタイムゾーンとサマータイムの設定が返されます。

パラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

GMT からの増分に端数が付くタイムゾーン

GMT からの増分に端数が付くタイムゾーンの場合の戻り値は次のとおりです。

mmhh.dstFlag

mm は GMT を基準とした時間の分の構成要素です。

hh は GMT を基準とした時間の時の構成要素です。

dstFlag は、サマータイムが実施されている場合は .1 になります。そうでない場合は、mmhh だけが返されます

たとえば、コンピュータのタイムゾーン設定が GMT の西 11 時間 30 分でサマータイムが実施されていない場合は、3011 が返されます。 3011

コンピュータのタイムゾーン設定が GMT の西 10 時間 45 分でサマータイムが実施されている場合は、4510.1 が返されます。 4510.1

コンピュータのタイムゾーン設定が GMT の東 9 時間 30 分でサマータイムが実施されている場合は、-3009.1 が返されます。 -3009.1

クロスリファレンス

LotusScript NotesDateTime クラスの TimeZone プロパティ

LotusScript NotesDateTime クラスの ZoneTime プロパティ

LotusScript NotesDateTime クラスの IsDST プロパティ

LotusScript NotesInternational クラスの Time Zone プロパティ

LotusScript NotesViewColumn クラスの TimeZoneFmt プロパティ

Java DateTime クラスの TimeZone プロパティ

Java DateTime クラスの ZoneTime プロパティ

Java DateTime クラスの IsDST プロパティ

Java International クラスの TimeZone プロパティ

Java ViewColumn クラスの TimeZoneFmt プロパティ

例:@Zone
関連項目
日付/時刻演算を実行する




ライブラリー | サポート | ご利用条件 |

最終更新日: 2009 年 10 月 5 日 (月曜日)