データ・コレクター・サービスの停止および始動

データ・コレクター・サービスは、いつでも停止することができます。 サービスを停止した場合、再始動するまでは停止された状態のままです。

このタスクについて

サービスを停止した場合、関連付けられたデータ・コレクターからメタデータが収集されなくなります。 複数のデータ・コレクターをインストールしている場合、停止されていないデータ・コレクターがメタデータの収集を続行します。 サービスが停止する前に収集されたメタデータは、IBM Storage Insights Pro に保持されます。
重要: Windows オペレーティング・システムでは、データ・コレクター・サービスを停止または開始するには、管理者権限が必要です。 AIX® または Linux® オペレーティング・システムの場合、データ・コレクター・サービスを停止または開始するには、root 権限が必要です。

手順

停止または開始する各データ・コレクターについて、以下のステップを実行します。

  1. データ・コレクター・サービスがインストールされているサーバーにログオンします。
  2. コマンド・ウィンドウまたはシェルを開き、データ・コレクター・ディレクトリーに移動します。

    ディレクトリーのデフォルト名は、 DataCollector_windows (Windows オペレーティング・システムの場合)、 DataCollector_aix ( AIX オペレーティング・システムの場合)、および DataCollector_linux_ix86 ( Linux オペレーティング・システムの場合) です。

  3. 以下のいずれかのオプションを選択して、データ・コレクター・サービスを停止または開始します。
    オペレーティング・システム オプション
    Windows
    • デスクトップの場合:
      1. 「スタート」 メニューをクリックし、services.msc と入力して Enter キーを押します。
      2. 「サービス」 ページで、以下で始まるサービス名を右クリックします。IBM Spectrum Control Storage Insights data collector「停止」 または 「開始」を選択します。
      3. (オプション) ヒント: 既に実行中のデータ・コレクターを再始動することもできます。 再始動するには、データ・コレクターのサービス名を右クリックし、「再始動」を選択します。

      または

    • コマンド・プロンプトから、以下のようにします。
      1. 「スタート」 メニューをクリックし、cmd と入力してコマンド・プロンプトを開きます。
      2. データ・コレクター・ディレクトリーに移動します。 Windows のデフォルト・ディレクトリーは DataCollector_windowsです。
      3. データ・コレクターを開始するには、dataCollector.bat start と入力して Enter キーを押します。 データ・コレクターを停止するには、dataCollector.bat stop と入力して Enter キーを押します。
    AIX または Linux
    • データ・コレクターを開始するには、dataCollector.sh start と入力して Enter キーを押します。
    • データ・コレクターを停止するには、dataCollector.sh stop と入力して Enter キーを押します。
    • ヒント: 既に実行中のデータ・コレクターを再始動するには、dataCollector.sh stop と入力して Enter キーを押します。 次に、dataCollector.sh start と入力して Enter キーを押します。