イベント・ログ
イベント・ログには、特定のシステム関連イベントのレコードまたは各アイソレート・リージョンのワークフロー関連イベントが含まれています。このタイプのロギングは、ワークフローのアクティビティーをトラッキングする場合に役立ちます。
ログに記録されるイベントはそれぞれ 1 つのイベント・カテゴリーに属し、関連するイベント番号を持っています。
イベント・ログの分析
イベントがデータベースのログに記録されると、次の方法でそれらのイベントにアクセスしたり、分析したりできます。
- 管理コンソールを使用する
- ログ照会 API を呼び出す、ユーザー定義のアプリケーションを使用する
- vwlog で作成されたコンマ区切り (.CSV) テキスト・ファイルを使用する。
ワークフロー・システムによるイベント情報の保管方法
イベント・ログ DefaultEventLog はアイソレート・リージョンごとに自動的に作成されます。システム管理者としてイベント・ロギングのオプションを設定します。その設定は、以下のようにイベント・カテゴリーを示します。すなわち、カテゴリーに関するロギングを有効にした場合、リージョン内のそのカテゴリーでイベントが発生すると、ログ・メッセージが生成されます。
重要: Log システム関数がワークフローに対して実行されている場合も、メッセージをログに記録することができますが、イベント・ログ・カテゴリー User-defined message 1 を有効にする必要があります。
イベント・ログ用に定義されているデータベース・フィールドの場合、ログ・メッセージ・レコードには、適用可能なすべてのデータベース・フィールド値が含まれます。特に、データベース・フィールドに対応するワークフロー・フィールドの場合、ワークフロー・フィールドの現行値はイベント・ログ・レコードに自動的に保管されます。
イベント・ログ・データベースのメンテナンス
イベント・ロギング・データベースのテーブルは、アイソレート・リージョンに対して有効化されたイベント・ロギングが原因で、短時間で増大してしまう可能性があります。システム管理者は、定期的に、ログに記録されたメッセージをイベント・ログ・データベースから抽出し、履歴ファイルに保存する必要があります。