IBM FileNet P8, バージョン 5.2.1            

イベント・ロギング・オプションの構成

イベント・ロギング・オプションは、選択されたアイソレート・リージョン内で特定のシステム・レベル・イベントが発生したときに、ワークフロー・システムでログ・メッセージを生成するかどうかを決定します。各イベント・ロギング・オプションは、1 つのイベント・カテゴリーを表します。 あるカテゴリーに対してロギングを有効にした場合、そのカテゴリー内でイベントが発生すると、ログ・メッセージが生成されます。

ユーザー定義メッセージ・カテゴリーのいずれかを無効にしても、Log システム関数の結果として記録されるメッセージは無効になりません。

イベント・ロギング・オプションを設定するには

  1. スコープ・ペインで、変更するアイソレート・リージョンを選択し、ツールバーの 「プロパティー」 をクリックします。
  2. 「イベント・ロギング・オプション」 タブを選択します。
  3. メッセージをログに記録するイベント・カテゴリーのチェック・ボックスを選択します。
  4. 最後に 「OK」 をクリックします。
  5. ツールバーで「変更のコミット」をクリックして、この変更をアイソレート・リージョンに適用します。変更はすぐにコミットしても、すべての変更の完了を待ってコミットしても構いません。
重要: プロセス・トラッカーと Case Analyzer の情報の多くは、イベント・ログ・メッセージを基にしています。プロセス・トラッカーが正常に機能するようにするには、必要なイベント・ロギング・オプションを有効にする必要があります。また、イベント・ログの管理では、終了イベント (イベント・タイプ 165) も重要な役割を持ちます。詳しくは、『イベント・ロギングのカテゴリー』を参照して、プロセス・トラッカーと Case Analyzer に必要なオプションを判別してください。


最終更新日: 2015 年 10 月
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