データ ソース (地理空間モデリング ウィザード)

データ ソースは、シェープ ファイルとともに提供された dBase ファイル、IBM® SPSS® Statistics データ ファイル、または現行セッション内の開いているデータ セットにすることができます。

コンテキスト データ。コンテキスト データは、マップ上のフィーチャを識別します。コンテキスト データには、モデルの入力として使用できるフィールドを含めることもできます。マップ シェープ (.shp) ファイルに関連したコンテキスト dBase (.dbf) ファイルを使用するには、そのコンテキスト dBase ファイルがシェープファイルと同じ場所になければならず、またルート名が同じでなければなりません。例えば、シェープファイルが geodata.shp の場合、dBase ファイルの名前は geodata.dbf でなければなりません。

イベント データ。イベント データには、発生したイベント (犯罪や事故など) の情報が含まれます。このオプションは、地理空間アソシエーション ルールの場合にのみ使用可能です。

点の密度。カーネル密度の推定の時間間隔および座標データ。このオプションは、空間時間的予測の場合にのみ使用可能です。

追加。データ ソースを追加するためのダイアログが開きます。データ ソースは、シェープ ファイルとともに提供された dBase ファイル、IBM SPSS Statistics データ ファイル、または現行セッション内の開いているデータ セットにすることができます。

関連付け。データをマップに関連付けるために使用される識別子 (座標またはキー) を指定するためのダイアログが開きます。各データ ソースには、データをマップに関連付ける 1 つ以上の識別子が含まれていなければなりません。シェープファイルに付属の dBase ファイルには通常、デフォルト識別子として自動的に使用されるフィールドが含まれています。他のデータ ソースの場合、識別子として使用するフィールドを指定する必要があります。

キーの検証: マップとデータ ソース間で一致するキーを検証するためのダイアログが開きます。

地理空間アソシエーション ルール

  • 少なくとも 1 つのデータ ソースがイベント データ ソースでなければなりません。
  • すべてのイベント データ ソースで、同じ形式のマップ アソシエーション識別子 (座標またはキー値) を使用しなければなりません。
  • イベント データ ソースがキー値が含まれたマップに関連付けられている場合、すべてのイベント ソースで同じマップ フィーチャ タイプ (例えば、多角形、点、線) を使用する必要があります。

空間的時間的予測

  • コンテキスト データ ソースが存在する必要があります。
  • データ ソースが 1 つのみの場合 (関連マップがないデータ ファイル)、座標値を含める必要があります。
  • 2 つのデータ ソースがある場合、一方のデータ ソースはコンテキスト データでなければならず、他方のデータ ソースは点の密度データでなければなりません。
  • データ ソースを 2 つより多く組み込むことはできません。