新しい変数の計算

さまざまな数学関数を使用すると、高度で複雑な方程式に基づいて新しい変数を計算できます。ただし、この例では、既存の 2 つの変数の値の差分である新しい変数を計算します。

データ・ファイル demo.sav には、回答者の現在の年齢の変数と現在の仕事の就業年数の変数が含まれています。ただし、回答者が仕事を始めたときの年齢に対する変数は含まれていません。現在の年齢と現在の仕事の就業年数との差分を計算した新しい変数を作成することができ、これが回答者がその仕事を始めたおおよその年齢になります。

  1. 「データ・エディター」ウィンドウのメニューから、次の項目を選択します。

    「変換」 > 「変数の計算...」

  2. 目標変数に「jobstart」と入力します。
  3. ソース変数で「年齢 [年齢]」を選択し、矢印ボタンをクリックして「数式」テキスト・ボックスにコピーします。
  4. ダイアログ・ボックスの電卓パッドでマイナス (-) ボタンをクリックします (またはキーボードで「-」キーを押します)。
  5. 勤続年数 [雇用]」を選択し、矢印ボタンをクリックして式にコピーします。
    図 1. 「変数の計算」ダイアログ・ボックス
    「変数の計算」ダイアログ・ボックス

    : 正しい雇用変数を選択してください。必要のない 変数に再割り当てされたカテゴリー・バージョンもあります。数式は「年齢 – 勤続年数 (empcat)」ではなく、「年齢 – 雇用」である必要があります。

  6. 「OK」をクリックして、新しい変数を計算します。

新しい変数が、データ・エディターに表示されます。変数はファイルの最後に追加されるため、「データ・ビュー」の一番右の列、および「変数ビュー」の最終行に表示されます。

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