ダイアログのプロパティー

ダイアログのプロパティーを表示および設定するには、次のように操作します。

  1. コントロール外部の領域にあるキャンバスをクリックします。 キャンバスにコントロールがない場合、ダイアログのプロパティーは常に表示されます。

「ダイアログ名」。「ダイアログ名」プロパティーは必須で、ダイアログに関連する 固有の名前を指定します。名前が競合する可能性を最小限に抑えるために、ダイアログの名前に URL などの組織の識別子を接頭辞として使用できます。

「メニューの場所」。省略符号 (...) ボタンをクリックして「メニューの場所」 ダイアログ・ボックスを開き、カスタム・ダイアログのメニュー項目の名前と場所を指定できます。

「タイトル」。「タイトル」プロパティーは、ダイアログ・ボックスのタイトル・バーに 表示されるテキストを指定します。

「ヘルプ・ファイル」。「ヘルプ・ファイル」プロパティーはオプションで、ダイアログのヘルプ・ファイルへの パスを指定します。これは、ユーザーがダイアログの 「ヘルプ」ボタンをクリックすると起動するファイルです。ヘルプ・ファイルは HTML 形式でなければなりません。ダイアログがインストールされるか、保存されるときに、指定したヘルプ ファイルのコピーがダイアログの仕様に含められます。ランタイム・ダイアログの「ヘルプ」ボタンは、関連するヘルプ・ファイルがない場合は表示されません。
  • 同じディレクトリにヘルプ ファイルとして存在するヘルプ ファイルのローカライズ版は、ヘルプ ファイルの追加時に、自動的にダイアログに追加されます。 ヘルプ ファイルのローカライズ版には、<Help File>_<language identifier>.htm という名前がついています。詳細については、ローカライズされたカスタム・ダイアログの作成のトピックを参照してください。
  • まず、ダイアログを保存することで、イメージ ファイル、スタイルシートなどのサポート ファイルをダイアログに追加できます。 次に、サポート ファイルを手動でダイアログ ファイル (.cfe または .spd) に追加します。カスタム ダイアログにアクセスして手動で変更する方法については、トピックローカライズされたカスタム・ダイアログの作成の『ダイアログの文字列をローカライズするには』というタイトルのセクションを参照してください。

「Web 展開プロパティー」。Web から展開されるシン・クライアント・アプリケーションの構築に使用するために、このダイアログにプロパティー・ファイルを関連付けることができます。

「モードレス」。ダイアログがモーダルであるか。またはモードレスであるかを指定します。ダイアログがモーダルの場合は、ユーザーがメインのアプリケーション・ウィンドウ (「データ」、「出力」、および「シンタックス」) またはその他の開いたダイアログと対話する前に、このダイアログを閉じなければなりません。モードレスのダイアログには、こうした制約はありません。デフォルトはモードレスです。

「データ ソース」。「ソースリスト」、「ターゲット リスト」、および「フィールド ピッカー」の各コントロールに表示されるフィールドのソースを指定します。 デフォルトで、アクティブなデータ・セットはデータ・ソースです。データ・セット・セレクター・コントロールをデータ・ソースとして指定できます。 ランタイム時には、コントロールで選択されているデータ・セットがデータ・ソースになります。 省略符号 (...) ボタンをクリックし、「データ ソース」ダイアログ・ボックスを開いて、データ・ソースを指定します。

「必須アドオン」Integration Plug-in for PythonIntegration Plug-in for R など、ダイアログで生成されたコマンド・シンタックスを実行するために必要な 1 つ以上のアドオンを指定します。例えば、R で実装された拡張コマンドのコマンド・シンタックスをダイアログが生成する場合、Integration Plug-in for R のボックスにチェック・マークを付けます。ダイアログをインストールまたは実行しようとすると、必要なアドオンがない場合は警告が表示されます。
注: 「必須アドオン」プロパティは、互換モードでのみ適用されます。拡張用のカスタム ダイアログ ビルダーで作業しているとき、必須アドオンはすべて拡張プロパティの一部として指定されます。