wcsid() - ワイド文字の文字セット ID

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目
C ライブラリー 両方  

形式

#include <stdlib.h>

int wcsid(const wchar_t c)
外部エントリー・ポイント: @@WCSID、__wcsid

機能説明

指定されたワイド文字用の文字セット ID を判別します。

ユーザーのネーム・スペースが侵害されるのを回避するため、この非標準関数には 2 つの名前があります。1 つの名前の接頭部には 2 つの下線文字が付き、もう 1 つの名前の接頭部には付きません。接頭部下線文字が付いていない名前は、LANGLVL(EXTENDED) を使用する場合にのみ表示されます。

この関数を使用するには、その外部エントリー・ポイント名 (2 つの下線文字で始まる名前) を使用して呼び出すか、LANGLVL(EXTENDED) を使用してコンパイルする必要があります。LANGLVL(EXTENDED) を使用すると、ヘッダー内の関連情報も表示されます。

戻り値

正常に実行された場合、wcsid() は、ワイド文字用の文字セット ID を戻します。

ワイド文字が無効な場合は、wcsid() は -1 を戻します。

CELEBW11
⁄* CELEBW11

   This example checks character set id for wide character.

*⁄
#include <locale.h>
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

main() {
   wchar_t wc = L'A';
   int   rc;

   rc = wcsid(wc);
   printf("wide character '%lc' is in character set id %i¥n", wc, rc);
}

関連情報