標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
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Language Environment | C のみ |
#include <mtf.h>
int tterm(void);
MVS で MTF 環境を初期設定します。関数はメインタスクによって呼び出され、tsched() によって スケジュールされたすべての並列関数の完了を待機します。すべてのサブタスクを切り離し、tinit() によって 作成された MTF 環境を削除するためには、tinit() - MTF サブタスクの付加と初期化を参照してください。
ユーザーのネーム・スペースが侵害されるのを回避するため、この非標準関数には 2 つの名前があります。1 つの名前の接頭部には 2 つの下線文字が付き、もう 1 つの名前の接頭部には付きません。接頭部下線文字が付いていない名前は、LANGLVL(EXTENDED) を使用する場合にのみ表示されます。
この関数を使用するには、その外部エントリー・ポイント名 (2 つの下線文字で始まる名前) を使用して呼び出すか、LANGLVL(EXTENDED) を使用してコンパイルする必要があります。LANGLVL(EXTENDED) を使用すると、ヘッダー内の関連情報も表示されます。
tinit() が tterm() 呼び出しの前に正常に呼び出されなかった 場合には、tterm() は MTF が既に非アクティブになっている ことを指示します。
tterm() 呼び出しがメインプログラム終了前に発行されなかった場合には、完了コード A03 をもつシステム異常終了が起こります。プログラムが終了すると、メインタスクは終了しますが、サブタスクは、すべてのスケジュールされた並列関数が実行を 完了している場合であってもまだアクティブになっています。
tinit() が IMS、CICS、または DB2 のもとで実行している プログラムによって呼び出された場合には、要求は処理されず、戻り値は MTF 呼び出しがこれらのシステムではサポートされない ことを指示します。
正常に実行された場合、サブタスクを切り離し、MTF 環境を除去して、tterm() は MTF_OK を戻します。