log1p()、log1pf()、log1pl() - x + 1 の自然対数

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

XPG4.2
C99
Single UNIX Specification、バージョン 3
C++ TR1 C99

両方  

形式

#define _XOPEN_SOURCE_EXTENDED 1
#include <math.h>

double log1p(double x);
C99:
#define _ISOC99_SOURCE
#include <math.h>

float log1pf(float x);
long double log1pl(long double x);
C++ TR1 C99:
#define _TR1_C99
#include <math.h>

float log1p(float x); 
long double log1p(long double x);

機能説明

次の式を計算します。
関数の公式
x の値は、-1.0 より大きい数でなければなりません。
注: 下表は、これらの関数の実行可能な形式を示しています。 IEEE 2 進数浮動小数点の詳細は、IEEE 2 進数浮動小数点を参照してください。
関数 Hex IEEE
log1p X X
log1pf X X
log1pl X X

戻り値

正常に実行された場合、log1p() は x の上記の関数の値を戻します。

log1p() は次の条件下では失敗します。
  • x が -1.0 未満の場合、log1p() は -HUGE_VAL を戻し、errno に EDOM を設定します。
  • x が -1.0 の場合、log1p() は -HUGE_VAL を戻し、errno に ERANGE を設定します。
IEEE の特殊な動作: 正常に実行された場合、log1p() は以下の関数を戻します。
REQTEXT

x の値は -1.0 より大きい数でなければなりません。

log1p() は次の条件下では失敗します。
  • x が -1.0 未満の場合、log1p() は NaNQ を戻し、errno に EDOM を設定します。
  • x が -1.0 である場合、log1p() は -HUGE_VAL を戻し、errno は変更されません。
注: 環境変数 _EDC_SUSV3が 2 に設定されているときに、x が -1.0 に等しい場合、関数は -HUGE_VAL を戻し、errno に ERANGE を設定します。

関連情報