| 標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
|---|---|---|
XPG4 |
両方 |
#define _XOPEN_SOURCE
#include <stdlib.h>
double erand48(unsigned short int x16v[3]);関数 drand48()、erand48()、jrand48()、lrand48()、mrand48()、および nrand48() は、線 形合同アルゴリズムと 48 ビット整数算術を使用して、一様分布疑似乱数を生成します。
関数 drand48() と erand48() は、区間 [0.0,1.0) に一様に分布する、負でない倍精度の浮動小数点値を戻します。 これらの関数は、戻り値が、呼び出しスレッドの浮動小数点モードを基にした正しい浮動小数点形式 (16 進または IEEE) で与えられるように拡張されています。
関数 lrand48() と nrand48() は、区間 [0,2**31) に一様に分布する負でない長整数を戻します。
関数 mrand48() と jrand48() は、区間 [-2**31,2**31) に 一様に分布する符号付き長整数を戻します。
X(n+1) = (aX(n) + c)mod(2**48) n>=0erand48() 関数は、引数配列 x16v[3] によって提供されるストレージを使用して、順番に最新の 48 ビットの整数値 X(i) を保管します。erand48() 関数は、この値の下位 (右端) の 16 ビットに x16v[0]、中位の 16 ビットに x16v[1]、高位の 16 ビットに x16v[2] を使用します。
a = 5deece66d (base 16)
c = b (base 16)値 a と c は、lcong48() 関数を呼び出すことによって変更されること があります。seed48() 関数または srand48() 関数を呼び出すと、a および c の初期値が 復元されます。
z/OS®UNIX サービスの特殊な動作: drand48 ファミリーの関数を呼び出す前に、環境変数 _RAND48 を値 THREAD に設定することによって、erand48() 関数および drand48 ファミリーの その他の関数をスレッド固有のものにすることができます。
drand48 ファミリーにスレッド固有の動作を要求しない場合は、マルチスレッド・アプリケーションで関数が呼び出されるとき、C/370™ により drand48 ファミリーの関数ごとに X(n)、a、および c 用のストレージへのアクセスが シリアライズされます。
X(t,n+1) = (a(t)X(t,n) + c(t))mod(2**48) n>=0erand48() 関数は、引数配列 x16v[3] によって提供 されるストレージを使用して、順番に最新の 48 ビットの整数値 X(t,i) を保管します。erand48() 関数は、この値の下位 (右端) の 16 ビットに x16v[0]、中位の 16 ビットに x16v[1]、高位の 16 ビットに x16v[2] を使用します。
a(t) = 5deece66d (base 16)
c(t) = b (base 16)値 a(t) と c(t) は、スレッド t から lcong48() 関数を 呼び出すことにより変更できます。初期値 a(t) と c(t) は、seed48() または srand48() のいずれかの関数がそのスレッドから呼び出された ときに復元されます。
erand48() は、引数配列 x16v[3] によって提供されたストレージに、生成された 48 ビット値 X(n+1) を保管します。erand48() は、生成された 48 ビット値を [0.0,1.0) の区間で倍精度浮動小数点値に変換し、この変換した値を戻します。
z/OSUNIX サービスの特殊な動作: drand48 ファミリーのためにスレッド固有の動作が要求され、erand48() が、スレッド t で呼び出された場合、erand48() は、引数配列 x16v[3] によって提供されたストレージに、生成された 48 ビット値 X(t,n+1) を保管します。erand48() は、生成された 48 ビット値を [0.0,1.0) の区間で倍精度浮動小数点値に変換し、この変換した値を戻します。