iswblank() - ブランク文字種別のテスト

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

Language Environment
C99
Single UNIX Specification、バージョン 3
C++ TR1 C99

両方  

形式

#include <wctype.h>

int iswblank(wint_t wc);
C99:
#define _ISOC99_SOURCE
#include <wctype.h>

int iswblank(wint_t wc);

機能説明

ワイド・ブランク文字をテストします。

空白文字、大文字および小文字は、現行ロケールの対応する LC_CTYPE クラスにより再定義することができます。

C ライブラリー関数として使用する場合: ユーザーのネーム・スペースが侵害されないように、この非標準関数には 2 つの名前があります。1 つの名前は __iswblk() で、もう 1 つは前記のとおりです。 前記の名前は、コンパイラー・オプション LANGLVL(EXTENDED) を使用する場合、または _EXT フィーチャー・テスト・マクロを定義する場合のみ公開されます。

z/OS UNIX 関数として使用する場合: _OPEN_SYS フィーチャー・テスト・マクロを定義します。

注: iswblank() 関数は、拡張 ASCII の拡張機能のレベルに依存します。詳細は、拡張 ASCII サポートを参照してください。

戻り値

ワイド整数がテスト値を満たしている場合は、iswblank() はゼロ以外の値を戻します。

ワイド整数がテスト値を満たしていない場合は、iswblank() はゼロの値を戻します。

wc の値は、ワイド符号なし文字として表現可能なものでなくてはいけません。WEOF は入力値として妥当です。

iswblank() の動作は、現行ロケールの LC_CTYPE カテゴリーの影響を受けます。 カテゴリーを変更すると、未定義の結果が発生する可能性があります。

関連情報