標準/拡張機能 | C/C++ | 依存項目 |
---|---|---|
ISO C |
両方 | z/OS V1R2 |
#include <sys/layout.h>
int m_getvalues_layout(const LayoutObject layout_object, LayoutValues values,
int *index_returned);
m_getvalues_layout() 関数は、Visual (MVS™) と Implicit (z/OS® UNIX) フォーマット間のデータの双方向 (Bidi) 変換処理に対するサポートの一部を構成しています。初期サポートは、アラビア語とヘブライ語のデータ用です。
m_getvalues_layout() 関数は、LayoutObject 内のレイアウト値の現在の設定を照会するために使用します。layout_object 引数は、m_create_layout() 関数から戻される LayoutObject を指定します。values 引数は、照会するレイアウト値のリストを指定します。
LayoutValueRec の各値のエレメントは、レイアウト値が保管されるロケーションを指す必要があります。例えば、レイアウト値が型 T なら、引数は型 *T でなければなりません。各値は、LayoutObject から照会され、現在の状態を示します。
レイアウト値の名前に QueryValueSize が論理和演算されている場合は、レイアウト値の設定の代わりに、そのサイズだけが戻されます。呼び出し元はこのオプションを使用して、照会されるレイアウト値のために割り振る必要のあるメモリーの量を判別できます。
照会されるレイアウト値のためのスペース割り振りの管理は、ユーザーの責任です。
双方向レイアウト変換の詳細について は、「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」の『双方向言語サポート』を参照してください。
正常に実行された場合、m_getvalues_layout() は 0 を戻します。
照会できない値があった場合、m_getvalues_layout() は、エラーを起こした値の (ゼロ・ベースの) インデックスを index_returned に保管します。-1 を戻し、errno を次のいずれかの値に設定します。