m_getvalues_layout() - レイアウト・オブジェクト (Bidi データ) のレイアウト値の照会

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

ISO C
XPG4
C99

両方 z/OS V1R2

形式

#include <sys/layout.h>

int m_getvalues_layout(const LayoutObject layout_object, LayoutValues values,
                       int *index_returned);

機能説明

m_getvalues_layout() 関数は、Visual (MVS™) と Implicit (z/OS® UNIX) フォーマット間のデータの双方向 (Bidi) 変換処理に対するサポートの一部を構成しています。初期サポートは、アラビア語とヘブライ語のデータ用です。

m_getvalues_layout() 関数は、LayoutObject 内のレイアウト値の現在の設定を照会するために使用します。layout_object 引数は、m_create_layout() 関数から戻される LayoutObject を指定します。values 引数は、照会するレイアウト値のリストを指定します。

LayoutValueRec の各値のエレメントは、レイアウト値が保管されるロケーションを指す必要があります。例えば、レイアウト値が型 T なら、引数は型 *T でなければなりません。各値は、LayoutObject から照会され、現在の状態を示します。

レイアウト値の名前に QueryValueSize が論理和演算されている場合は、レイアウト値の設定の代わりに、そのサイズだけが戻されます。呼び出し元はこのオプションを使用して、照会されるレイアウト値のために割り振る必要のあるメモリーの量を判別できます。

照会されるレイアウト値のためのスペース割り振りの管理は、ユーザーの責任です。

双方向レイアウト変換の詳細について は、「z/OS XL C/C++ プログラミング・ガイド」の『双方向言語サポート』を参照してください。

戻り値

正常に実行された場合、m_getvalues_layout() は 0 を戻します。

照会できない値があった場合、m_getvalues_layout() は、エラーを起こした値の (ゼロ・ベースの) インデックスを index_returned に保管します。-1 を戻し、errno を次のいずれかの値に設定します。

エラー・コード
説明
EINVAL
index_returned が指定するレイアウト値が不明か、その値が無効か、または引数 layout_object が無効です。

関連情報