fmaxd32()、fmaxd64()、fmaxd128() - 最大数値の計算

標準

標準/拡張機能	C/C++	依存項目
C/C++ DFP	両方	z/OS® V1.8

形式

#define __STDC_WANT_DEC_FP__
#include <math.h>

_Decimal32  fmaxd32(_Decimal32 x, _Decimal32 y); 
_Decimal64  fmaxd64(_Decimal64 x, _Decimal64 y);
_Decimal128 fmaxd128(_Decimal128 x, _Decimal128 y);

_Decimal32  fmax(_Decimal32 x, _Decimal32 y);      /* C++ only */
_Decimal64  fmax(_Decimal64 x, _Decimal64 y);      /* C++ only */
_Decimal128 fmax(_Decimal128 x, _Decimal128 y);    /* C++ only */

機能説明

fmax() ファミリーの関数は、引数の最大数値を決定します。 NaN 引数は、欠落データとして扱われます。1 つの引数が NaN で、もう 1 つが数値である場合は、数値が選択されます。

注 :

IEEE 10 進数浮動小数点を使用するためには、ハードウェアに 10 進数浮動小数点機能がインストールされている必要があります。
これらの関数は、IEEE 10 進数浮動小数点形式で機能します。詳細は「IEEE 10 進数浮動小数点」を参照してください。

戻り値

正常に実行された場合は、引数の最大数値を戻します。

例

⁄* CELEBF79

   This example illustrates the fmaxd128() function.

*⁄

#define  __STDC_WANT_DEC_FP__
#include <math.h>
#include <stdio.h>

int main(void)
{
   _Decimal128 x = 3.5DL, y = 4.0DL, z;

   z = fmaxd128(x, y);

   printf("The maximum number between %DDf and %DDf is %DDf¥n", x, y, z);
}

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