__discarddata() - 仮想記憶をバッキングするページの解放

標準

標準/拡張機能 C/C++ 依存項目

Language Environment®

両方 OS/390 V2R10

形式

#include <stdlib.h>

int __discarddata(void *addr, size_t size);

機能説明

__discarddata() 関数は、仮想ストレージをバッキングする実ストレージのセグメ ントを解放するために使用します。 仮想ストレージをバッキングするセグメントは、ロケーション addr から長さ size だ け解放されます。 AMODE 31 の場合、addr は、ページ (4 K) 境界から始まっている必要があり、size は、4 K の倍数にする必要があります。AMODE 64 では、addr はセグメント (1MB) 境界から始まって、サイズは 1 MB の倍数で なければなりません。

戻り値

正常に実行された場合、__discarddata() は 0 を戻します。

addr が、ページ (4 K) 境界から始まっていないか、size が 4 K の倍数でないために、正常に実行されなかった場合、__discarddata() は -1 を戻します。

errno 値は定義されていません。

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