クライアントおよびサーバー

IBM® MQ がアプリケーションのクライアント/サーバー構成をサポートする方法の概要を説明します。

IBM MQ MQI クライアント は、システム上で実行されているアプリケーションが、別のシステム上で実行されているキュー・マネージャーに対して MQI 呼び出しを発行できるようにするコンポーネントです。 呼び出しからの出力は クライアントに返送され、さらにクライアントからアプリケーション に戻されます。

IBM MQ サーバー は、1 つ以上のクライアントにキューイング・サービスを提供するキュー・マネージャーです。 すべての IBM MQ オブジェクト (キューなど) は、キュー・マネージャー・マシン ( IBM MQ サーバー・マシン) にのみ存在し、クライアントには存在しません。 IBM MQ サーバーは、ローカル IBM MQ アプリケーションもサポートできます。

IBM MQ サーバーと通常のキュー・マネージャーの違いは、サーバーが各クライアントと専用の通信リンクを持つことです。 クライアントおよびサーバーのチャネルの作成について詳しくは、 分散キューイングの構成を参照してください。

クライアント全般については、 IBM MQ MQI クライアントの概要を参照してください。

クライアント/サーバー環境での IBM MQ アプリケーション

サーバーにリンクされている場合、クライアント IBM MQ アプリケーションは、ローカル・アプリケーションと同じ方法で、ほとんどの MQI 呼び出しを発行できます。 クライアント・アプリケーションは、MQCONN 呼び出しを発行して、指定のキュー・マネージャーに接続します。 接続要求から戻された接続ハンドルを指定した追加の MQI 呼び出しは、このキュー・マネージャーによって処理されます。

ユーザーのアプリケーションを、該当するクライアント・ライブラリーにリンクする必要があります。 IBM MQ MQI clients用のアプリケーションの作成を参照してください。