[IBM i]

MQ トピックの処理 (WRKMQMTOP)

実行可能な場所
すべての環境 (*ALL)
スレッド・セーフ
はい

MQ トピックの処理 (WRKMQMTOP) コマンドにより、ローカル・キュー・マネージャーに定義されている複数のトピック・オブジェクトを処理できます。 これにより、MQ トピック・オブジェクトのコピー、変更、表示、削除、その権限の表示と編集、記録、およびリカバリーが可能になります。

パラメーター

キーワード 説明 選択
TOPNAME トピック名 文字値*ALL オプション、定位置 1
MQMNAME メッセージ・キュー・マネージャー名 文字値*DFT オプション、定位置 2
WHERE フィルター・コマンド 単一値: *NONE 値 その他の値: エレメント・リスト オプショナル, 定位置 3
エレメント 1: フィルター・キーワード *ALTDATE、*ALTTIME、*DFTMSGPST、*DFTPTY、*DFTPUTRESP、*DURSUB、*MGDDURMDL、*MGDNDURMDL、*NPMSGDLV、*PMSGDLV、*PUBENBL、*SUBENBL、*TEXT、*TOPNAME、*TOPICSTR、*WILDCARD
エレメント 2: フィルター演算子 *GT、*LT、*EQ、*NE、*GE、*LE、*LK、*NL、*CT、*EX、*CTG、*EXG
エレメント 3: フィルター値 文字値

トピック名 (TOPNAME)

トピック・オブジェクトの 1 つ以上の名前を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*ALL
すべてのトピック・オブジェクトが選択されます。
generic-topic-name
MQ トピック・オブジェクトの総称名を指定します。 総称名とは、アスタリスク (*) が後に付いた文字ストリングのことです。例えば、ABC* などで、その文字ストリングで始まる名前を持つすべてのトピック・オブジェクトを選択します。

必要な名前を引用符で囲んで指定することをお勧めします。 この形式を使用すれば、選択内容を確実に、入力した内容に一致させることができます。

すべての名前を要求しない限り、総称名の大文字および小文字バージョンのすべてを単一パネルで選択することはできません。

topic-name
MQ トピック・オブジェクトの名前を指定します。

メッセージ・キュー・マネージャー名 (MQMNAME)

キュー・マネージャーの名前を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*DFT
デフォルトのキュー・マネージャーを使用する。
キュー・マネージャー名
キュー・マネージャーの名前。

フィルター・コマンド (WHERE)

このパラメーターは、特定のトピック属性を持つトピックのみを選択して表示するために使用できます。

パラメーターには、キーワード、演算子、および値の 3 つの引数を使用します。

値が名前である場合は、総称ストリングが使用可能です。

演算子には、次のいずれかの値を使用できます。

*GT
より大きい。

整数および非総称ストリング値に適用できます。

*LT
より小さい。

整数および非総称ストリング値に適用できます。

*EQ
等しい。

整数および非総称ストリング値に適用できます。

*NE
等しくない。

整数および非総称ストリング値に適用できます。

*GE
以上。

整数および非総称ストリング値に適用できます。

*LE
以下。

整数および非総称ストリング値に適用できます。

*LK
類似している。

総称ストリング値に適用できます。

*NL
類似していない。

総称ストリング値に適用できます。

*CT
含む。

非総称リスト値に適用できます。

*EX
除く。

非総称リスト値に適用できます。

*CTG
総称を含む。

総称リスト値に適用できます。

*EXG
総称を除外。

総称リスト値に適用できます。

キーワードには、以下のいずれかの値を使用できます。

*ALTDATE
オブジェクトまたは情報が最後に変更された日付。

フィルター値は、YYYY-MM-DD形式の日付です。

*ALTTIME
オブジェクトまたは情報が最後に変更された時刻。

フィルター値は、hh:mm:ss 形式の時刻です。

*DFTMSGPST
このトピックに関連付けられたメッセージのデフォルトの持続性。

フィルター値は次のいずれかです。

*ASPARENT
メッセージのデフォルトの持続性は、親トピックから継承されます。
*NO
このトピックに関連付けられたメッセージは、キュー・マネージャーの再始動の際に失われます。
*YES
このトピックに関連付けられたメッセージは、キュー・マネージャーの再始動の際に残されます。
*DFTPUTRESP
デフォルトのPUT応答。

フィルター値は次のいずれかです。

*ASPARENT
デフォルトの応答タイプは、このトピックに関連したトピック・ツリーにある最初の親管理ノードの設定に基づきます。
*SYNC
MQPMO_SYNC_RESPONSE が代わりに指定されているかのように、MQPMO_RESPONSE_AS_Q_DEF を指定するキューへの PUT 操作が発行されます。
*ASYNC
MQPMO_ASYNC_RESPONSE が代わりに指定されているかのように、MQPMO_RESPONSE_AS_Q_DEF を指定するキューへの PUT 操作が常に発行されます。
*DFTPTY
このトピックに関連付けられたメッセージのデフォルトの優先順位です。

フィルター値は整数の優先順位値です。

*DURSUB
トピックで永続サブスクリプションを許可するかどうかを指定します。

フィルター値は次のいずれかです。

*ASPARENT
このトピックの動作は、親トピックと同じです。
*NO
このトピックは、永続サブスクリプションを許可しません。
*YES
このトピックは、永続サブスクリプションを許可します。
*MGDDURMDL
管理される永続サブスクリプションのモデル・キューの名前です。

フィルター値は、キューの名前です。

*MGDNDURMDL
管理される非永続サブスクリプションのモデル・キューの名前です。

フィルター値は、キューの名前です。

*NPMSGDLV
このトピックにパブリッシュされた非持続メッセージの配信手段を指定します。

フィルター値は次のいずれかです。

*ALL
すべての非持続メッセージは、このトピックに対してパブリッシュされます。
*ALLDUR
すべての永続的な非持続メッセージは、このトピックに対してパブリッシュされます。
*ALLAVAIL
すべての使用可能な非持続メッセージは、このトピックに対してパブリッシュされます。
*ASPARENT
このトピックの動作は、親トピックと同じです。
*PMSGDLV
このトピックにパブリッシュされた持続メッセージの配信手段を指定します。

フィルター値は次のいずれかです。

*ALL
すべての持続メッセージは、このトピックに対してパブリッシュされます。
*ALLDUR
すべての永続的な持続メッセージは、このトピックに対してパブリッシュされます。
*ALLAVAIL
すべての使用可能な持続メッセージは、このトピックに対してパブリッシュされます。
*ASPARENT
このトピックの動作は、親トピックと同じです。
*PUBENBL
トピックでパブリケーションを許可するかどうかを指定します。

フィルター値は次のいずれかです。

*ASPARENT
このトピックの動作は、親トピックと同じです。
*NO
このトピックでは、パブリケーションは使用できません。
*YES
このトピックでは、パブリケーションは使用できます。
*SUBENBL
トピックでサブスクリプションを許可するかどうかを指定します。

フィルター値は次のいずれかです。

*ASPARENT
このトピックの動作は、親トピックと同じです。
*NO
このトピックは、サブスクリプションを許可しません。
*YES
このトピックは、サブスクリプションを許可します。
*TEXT
記述コメント。

フィルター値はトピックのテキスト記述です。

*TOPNAME
トピックの名前。

フィルター値は、トピックの名前です。

*TOPICSTR
トピック・ノードの識別に使用されるトピック・ストリングです。

フィルター値は、文字ストリングです。

*WILDCARD
このトピックに関連したワイルドカード・サブスクリプションの動作を指定します。

フィルター値は次のいずれかです。

*PASSTHRU
ワイルドカードを使用して指定したトピックへのサブスクリプションが、このトピック・オブジェクトのトピック・ストリングに比べて特定性が低い場合、このトピックに対して行われたパブリケーションと、より特定性の高いトピック・ストリングに対するパブリケーションとを受け取ることになります。
*BLOCK
ワイルドカードを使用して指定したトピックへのサブスクリプションが、このトピック・オブジェクトのトピック・ストリングに比べて特定性が低い場合、このトピックに対して行われたパブリケーション、またはより特定性の高いトピック・ストリングに対するパブリケーションを受け取りません。