[IBM i]

MQ パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーの開始 (STRMQMBRK)

実行可能な場所
すべての環境 (*ALL)
スレッド・セーフ
はい

IBM® MQ ブローカーの開始 (STRMQMBRK) コマンドは、指定されたキュー・マネージャーのブローカーを開始します。

パラメーター

キーワード 説明 選択
MQMNAME メッセージ・キュー・マネージャー名 文字値 必須、定位置 1
PARENTMQM 親メッセージ・キュー・マネージャー 文字値 オプション、定位置 2

メッセージ・キュー・マネージャー名 (MQMNAME)

キュー・マネージャーの名前を指定します。

キュー・マネージャー名
キュー・マネージャーの名前を指定します。

親メッセージ・キュー・マネージャー (PARENTMQM)

親ブローカー機能を提供するキュー・マネージャーの名前を指定します。 ネットワークにブローカーを追加するには、新しいブローカーをホストするキュー・マネージャーと、その親をホストするキュー・マネージャーの間に、両方向のチャネルが存在している必要があります。

再始動時には、このパラメーターはオプションです。 指定する場合、以前に指定したものと同じパラメーターを指定する必要があります。 それがルート・ノード・ブローカーの場合、指定したキュー・マネージャーがその親になります。 トリガーを使用してブローカーを開始する場合は、親ブローカーの名前を指定できません。

親が指定された後は、CLRMQMBRK コマンドと併用して例外的に親子関係を変更することしかできません。 ルート・ノードを変更して既存のブローカーの子にすることによって、2 つの階層を結合できます。 このため、現在は 1 つになっている 2 つの階層に渡ってサブスクリプションが伝搬されることになります。 その後は、パブリケーションが両方の階層をフローし始めます。 予測可能な結果を得るために、この時点ですべてのパブリッシュ・アプリケーションを静止するようにしてください。

変更したブローカーが階層エラーを検出すると (つまり、新しい親が子孫でもあることを検出すると)、そのブローカーは直ちにシャットダウンされます。 その場合は、管理者が、変更したブローカーと新しい (偽の) 親の両方で CLRMQMBRK を使用して直前の状況を復元する必要があります。 メッセージをこの階層の上位に伝搬すると、階層エラーが検出されます。これが完了するのは、関連するブローカーとリンクが使用可能である場合だけです。