[IBM i]

MQ チャネルの解決 (RSVMQMCHL)

実行可能な場所
すべての環境 (*ALL)
スレッド・セーフ
はい

MQ チャネルの解決 (RSVMQMCHL) コマンドは、未確定メッセージをコミットまたはバックアウトするようにチャネルに要求します。

このコマンドは、確認期間にリンクの他方のエンドに障害が発生し、何かの理由から接続を再確立できない場合に使用されます。

この場合、送信側はメッセージを受信したかどうかについて未確定の状態のままとなります。 未解決の作業単位は、バックアウトまたはコミットのいずれかで解決する必要があります。

*BCK は伝送キューに対してメッセージを復元し、*CMT はこれらを廃棄します。

このコマンドは、送信側 (*SDR) およびサーバー (*SVR) チャネルに対してのみ使用してください。

パラメーター

キーワード 説明 選択
CHLNAME チャネル名 文字値 必須、定位置 1
OPTION 解決オプション *CMT, *BCK 必須、定位置 2
MQMNAME メッセージ・キュー・マネージャー名 文字値*DFT オプショナル, 定位置 3

チャネル名 (CHLNAME)

チャネル定義の名前を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

channel-name
チャネル名を指定します。

解決オプション (OPTION)

メッセージをバックアウトするか、コミットするかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*CMT
メッセージはコミットされる。すなわち、メッセージは伝送キューから削除されます。
*BCK
メッセージをバックアウトします。つまり、伝送キューに復元します。

メッセージ・キュー・マネージャー名 (MQMNAME)

メッセージ・キュー・マネージャーの名前を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*DFT
デフォルト・キュー・マネージャーが使用されます。 システム上にデフォルト・キュー・マネージャーが定義されていない場合には、このコマンドは失敗します。
message-queue-manager-name
メッセージ・キュー・マネージャーの名前です。