[IBM i]

MQ オブジェクト・イメージの記録 (RCDMQMIMG)

実行可能な場所
すべての環境 (*ALL)
スレッド・セーフ
はい

MQ オブジェクト・イメージの記録 (RCDMQMIMG) コマンドは、選択した MQ オブジェクトのセットにマーカーを提供するために使用されます。 そうすると、MQM オブジェクトの再作成 (RCRMQMOBJ) コマンドを使用して、その後記録されるジャーナル・データからこのオブジェクトのセットをリカバリーできます。

このコマンドは、現在日付より前に切り離されたジャーナル・レシーバーを、切断可能にすることを目定義としています。 このコマンドが正常に完了すると、これらのジャーナルが存在していなくても、この MQM オブジェクトのセットに対する MQ オブジェクトの再作成 (RCRMQMOBJ) コマンドが成功するようになります。

パラメーター

キーワード 説明 選択
OBJ オブジェクト名 文字値、*ALL 必須、定位置 1
OBJTYPE オブジェクト・タイプ *ALL、*Q、*ALSQ、*LCLQ、*MDLQ、*RMTQ、*AUTHINFO、*CTLG、*MQM、 *NMLIST、*PRC、*CHL、*CLTCN、*LSR、*SVC、*SYNCFILE、*TOPIC 必須、定位置 2
MQMNAME メッセージ・キュー・マネージャー名 文字値*DFT オプショナル, 定位置 3
DSPJRNDTA ジャーナル・レシーバー・データの表示 *YES、 *NO オプショナル, 定位置 4

オブジェクト名 (OBJ)

記録するオブジェクトの名前を指定します。 これは、48 文字の MQ オブジェクト名または総称オブジェクト名です。

指定できる値は以下のとおりです。

*ALL
指定したタイプ (OBJTYPE) のすべての MQ オブジェクトが記録されます。
generic-object-name
記録するオブジェクトの総称名を指定します。 総称名とは、例えば ABC* のように、文字ストリングの後にアスタリスク (*) を付けたものです。 これで、その文字ストリングで始まる名前を持つすべてのオブジェクトを選択できます。

必要な名前を引用符で囲んで指定することをお勧めします。 この形式を使用すれば、選択内容を確実に、入力した内容に一致させることができます。

すべての名前を要求しない限り、総称名の大文字および小文字バージョンのすべてを単一パネルで選択することはできません。

object-name
記録する MQ オブジェクトの名前です。

オブジェクト・タイプ (OBJTYPE)

再作成するオブジェクトのタイプを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*ALL
すべての MQ オブジェクト・タイプを指定します。
*Q
OBJ で指定された名前を持つ MQ キュー・オブジェクトを指定します。
*ALSQ
OBJ で指定された名前を持つ MQ 別名キュー・オブジェクトを指定します。
*LCLQ
OBJ で指定された名前を持つ MQ ローカル・キュー・オブジェクトを指定します。
*MDLQ
OBJ で指定された名前を持つ MQ モデル・キュー・オブジェクトを指定します。
*RMTQ
OBJ で指定された名前を持つ MQ リモート・キュー・オブジェクトを指定します。
*AUTHINFO
OBJ で指定された名前を持つ MQ 認証情報オブジェクトを指定します。
*CTLG
MQ キュー・マネージャー・カタログ・オブジェクトを指定します。 これはキュー・マネージャー・オブジェクトと同じ名前です。
*MQM
メッセージ・キュー・マネージャー・オブジェクトを指定します。
*CHL
OBJ で指定された名前を持つ MQ チャネル・オブジェクトを指定します。
*CLTCN
OBJ で指定された名前を持つ MQ MQI クライアント接続チャネル・オブジェクトを指定します。
*NMLIST
OBJ で指定された名前を持つ MQ 名前リスト・オブジェクトを指定します。
*PRC
OBJ で指定された名前を持つ MQ プロセス・オブジェクトを指定します。
*LSR
OBJ で指定された名前を持つ MQ リスナー・オブジェクトを指定します。
*SVC
OBJ で指定された名前を持つ MQ サービス・オブジェクトを指定します。
*SYNCFILE
MQ チャネル同期ファイルを指定します。
*TOPIC
OBJ で指定された名前を持つ MQ トピック・オブジェクトを指定します。

メッセージ・キュー・マネージャー名 (MQMNAME)

メッセージ・キュー・マネージャーの名前を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*DFT
デフォルト・キュー・マネージャーを使用します。
message-queue-manager-name
キュー・マネージャーの名前を指定します。

ジャーナル・レシーバー・データの表示 (DSPJRNDTA)

IBM® MQがまだ必要としているジャーナル・レシーバーをユーザーに通知するためにコマンドが完了したときに、追加のメッセージをジョブ・ログに書き込むかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*NO
ジョブ・ログにメッセージを書き込みません。
*YES
コマンドの完了時にメッセージがジョブ・ログに送信されます。 メッセージには、 IBM MQが必要とするジャーナル・レシーバーに関する詳細が含まれます。