[IBM i]

MQ キューの作成 (CRTMQMQ)

実行可能な場所
すべての環境 (*ALL)
スレッド・セーフ
はい

MQ キューの作成 (CRTMQMQ) コマンドは、指定された属性を持つキュー定義を作成します。 指定されていないすべての属性は、作成されるキューのタイプのデフォルト値に設定されます。

パラメーター

キーワード 説明 選択
QNAME キュー名 文字値 必須、キー、定位置 1
QTYPE キュー・タイプ *ALS、*LCL、*MDL、*RMT 必須、キー、定位置 2
MQMNAME メッセージ・キュー・マネージャー名 文字値*DFT オプション、キー、定位置 3
REPLACE 置換 *NO、*YES オプショナル, 定位置 4
text テキスト '記述' 文字値、*BLANK、*SYSDFTQ オプショナル, 定位置 5
PUTENBL PUT可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプショナル, 定位置 6
DFTPTY デフォルトのメッセージ優先順位 0-9、*SYSDFTQ オプショナル, 定位置 7
DFTMSGPST デフォルトのメッセージ持続性 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプショナル, 定位置 8
PRCNAME (PRCNAME) プロセス名 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプショナル, 定位置 9
TRGENBL トリガー発行可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプショナル, 定位置 10
GETENBL GET可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプショナル, 定位置 11
SHARE 共用可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 12
DFTSHARE デフォルト共用オプション *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 13
MSGDLYSEQ メッセージ・デリバリー・シーケンス *SYSDFTQ、*PTY、*FIFO オプション、定位置 14
HDNBKTCNT バックアウト・カウントのハード化 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 15
TRGTYPE トリガー・タイプ *SYSDFTQ、*FIRST、*ALL、*DEPTH、*NONE オプション、定位置 16
TRGDEPTH トリガー項目数 1-999999999、*SYSDFTQ オプション、定位置 17
TRGMSGPTY トリガー・メッセージ優先順位 0-9、*SYSDFTQ オプション、定位置 18
TRGDATA トリガー・データ 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプション、定位置 19
RTNITV 保存間隔 0-999999999、*SYSDFTQ オプション、定位置 20
MAXDEPTH キューの最大長 0-999999999、*SYSDFTQ オプション、定位置 21
MAXMSGLEN (MAXMSGLEN) 最大メッセージ長 0-104857600、*SYSDFTQ オプション、定位置 22
BKTTHLD バックアウトしきい値 0-999999999、*SYSDFTQ オプション、定位置 23
BKTQNAME バックアウト・リキュー名 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプション、定位置 24
INITQNAME 開始キュー 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプション、定位置 25
USAGE 使用法 *SYSDFTQ、*NORMAL、*TMQ オプション、定位置 26
DFNTYPE 定義タイプ *SYSDFTQ、*TEMPDYN、*PERMDYN オプション、定位置 27
TGTQNAME ターゲット・オブジェクト 文字値*SYSDFTQ オプション、定位置 28
RMTQNAME リモート・キュー 文字値*SYSDFTQ、*NONE オプション、定位置 29
RMTMQMNAME リモート・メッセージ・キュー・マネージャー 文字値*SYSDFTQ オプション、定位置 30
TMQNAME 伝送キュー 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプション、定位置 31
HIGHTHLD キュー項目数の高しきい値 0-100、*SYSDFTQ オプション、定位置 32
LOWTHLD キュー項目数の低しきい値 0-100、*SYSDFTQ オプション、定位置 33
FULLEVT キュー・フル・イベント可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 34
HIGHEVT キュー高イベント可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 35
LOWEVT キュー低イベント可能 *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 36
SRVITV サービス・インターバル 0-999999999、*SYSDFTQ オプション、定位置 37
SRVEVT サービス・インターバル・イベント *SYSDFTQ、*HIGH、*OK、*NONE オプション、定位置 38
DISTLIST 配布リスト・サポート *SYSDFTQ、*NO、*YES オプション、定位置 39
CLUSTER クラスター名 文字値*SYSDFTQ、*NONE オプション、定位置 40
CLUSNL クラスター名リスト 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプション、定位置 41
DEFBIND デフォルトのバインディング *SYSDFTQ、*OPEN、*NOTFIXED、*GROUP オプション、定位置 42
CLWLRANK CLUSTER WORKLOADランク 0-9、*SYSDFTQ オプション、定位置 43
CLWLPRTY CLUSTER WORKLOAD優先順位 0-9、*SYSDFTQ オプション、定位置 44
CLWLUSEQ クラスター・ワークロード・キューの使用 *SYSDFTQ、*QMGR、*LOCAL、*ANY オプション、定位置 45
MONQ キュー・モニター *SYSDFTQ、*QMGR、*OFF、*LOW、*MEDIUM、*HIGH オプション、定位置 46
STATQ キュー統計 *SYSDFTQ、*QMGR、*OFF、*ON オプション、定位置 47
ACCTQ キュー・アカウンティング *SYSDFTQ、*QMGR、*OFF、*ON オプション、定位置 48
NPMCLASS 非持続メッセージ・クラス *SYSDFTQ、*NORMAL、*HIGH オプション、定位置 49
MSGREADAHD メッセージの先読み *SYSDFTQ、*DISABLED、*NO、*YES オプション、定位置 50
DFTPUTRESP デフォルトの Put 応答 *SYSDFTQ、*SYNC、*ASYNC オプション、定位置 51
PROPCTL プロパティー制御 *SYSDFTQ、*COMPAT、*NONE、*ALL、*FORCE、*V6COMPAT オプション、定位置 52
TARGTYPE ターゲット・タイプ *SYSDFTQ、*QUEUE、*TOPIC オプション、定位置 53
CUSTOM カスタム属性 文字値、*BLANK、*SYSDFTQ オプション、定位置 54
CLCHNAME クラスター送信側チャネル名 文字値、*NONE、*SYSDFTQ オプション、定位置 55

キュー名 (QNAME)

キュー定義の名前を指定します。 キュー名は固有でなければなりません。 この名前のキュー定義が既に存在している場合には、REPLACE(*YES) を指定する必要があります。

名前の長さは48文字までです。

注 : フィールド長は 48 バイトであり、システムが 2 バイト文字セット (DBCS) を使用している場合、最大文字数が少なくなります。

指定できる値は以下のとおりです。

キュー名
新規キューの名前を指定します。

キュー・タイプ (QTYPE)

作成されるキューのタイプを指定します。

キューが既に存在している場合には、REPLACE(*YES)を指定する 必要があり、また、QTYPEによって指定される値は既存のキューの タイプである必要があります。

指定できる値は以下のとおりです。

*ALS
別名キュー。
*LCL
ローカル・キュー。
*RMT
リモート・キュー。
*MDL
モデル・キュー。

メッセージ・キュー・マネージャー名 (MQMNAME)

メッセージ・キュー・マネージャーの名前を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*DFT
デフォルト・キュー・マネージャーを使用します。
キュー・マネージャー名
キュー・マネージャーの名前を指定します。

置換 (REPLACE)

新規キューが、同じ名前およびタイプの既存のキュー定義を置き換えるか どうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*NO
既存のキューを置き換えません。 指定されたキューが既に存在する場合、コマンドは失敗します。
*YES
FROMQの属性および、指定した属性を持つ既存のキュー定義を 置き換えます。

アプリケーションにキュー・オープンがある場合、またはUSAGE属性が 変更された場合、コマンドは失敗します。

注: キューがローカル・キューであり、同じ名前のキューが既に存在する場合、そのキューに既に存在するメッセージはすべて保持されます。

テキスト '記述' (TEXT)

キュー定義を簡単に説明するテキストを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*BLANK
テキストはブランク・ストリングに設定されます。
description
64文字以下の文字を、アポストロフィで囲んで指定します。

注 : フィールド長は 64 バイトであり、システムが 2 バイト文字セット (DBCS) を使用している場合、最大文字数が少なくなります。

Put 可能 (PUTENBL)

メッセージをキューに書き込むことができるかどうかを指定します。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
メッセージをキューに追加することはできません。
*YES
メッセージを許可アプリケーションによってキューに追加できます。

デフォルトのメッセージ優先順位 (DFTPTY)

キューに書き込まれるメッセージのデフォルト優先順位を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューか ら取り出されます。
priority-value
0から9の範囲の値を指定します。

デフォルトのメッセージ持続性 (DFTMSGPST)

キュー上のメッセージ持続性のデフォルトを指定します。 メッセージ持続性によって、メッセージがキュー・マネージャーの再開後も保持されるかどうかが決まります。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
デフォルトでは、メッセージはキュー・マネージャーの再始動の際に失 われます。
*YES
デフォルトでは、メッセージはキュー・マネージャーの再始動の際に保 存されます。

プロセス名 (PRCNAME)

トリガー・イベント発生時に開始する必要があるアプリケーションを識別する MQ プロセスのローカル名を指定します。

このプロセスは、キューの作成時に使用可能になっている必要はありま せんが、トリガー・イベントを起こさせるには使用可能になっている必 要があります。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューか ら取り出されます。
*NONE 値
プロセスは指定されません。
process-name
プロセスの名前を指定します。

トリガー可能 (TRGENBL)

トリガー・メッセージを開始キューに書き込むかどうかを指定します。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
トリガー・メッセージを開始キューに書き込みません。
*YES
トリガー発行がアクティブになり、トリガー・メッセージが開始キューに書 き込まれます。

Get 可能 (GETENBL)

アプリケーションが、このキューからメッセージを取得できるように するのかどうかを指定します。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
アプリケーションはキューからメッセージを検索できません。
*YES
適切な許可アプリケーションが、キューからメッセージを検索できます。

共有可能 (SHARE)

アプリケーションの複数インスタンスがこのキューを入力用にオープン できるかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューか らのものです。
*NO
単一のアプリケーション・インスタンスのみがキューを入力用に オープンできます。
*YES
複数のアプリケーション・インスタンスが、キューを入力用にオープン できます。

デフォルト共有オプション (DFTSHARE)

このキューを入力用にオープンしているアプリケーションに対するデフ ォルト共用オプションを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
オープン要求は入力用のキューの排他使用のためのものです。
*YES
オープン要求は入力用のキューの共用使用のためのものです。

メッセージ・デリバリー・シーケンス (MSGDLYSEQ)

メッセージ・デリバリー・シーケンスを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*PTY
メッセージは、優先順位の中でファースト・イン・ファースト・アウ ト(FIFO)順に送達されます。
*FIFO
メッセージは、優先順位と無関係にファースト・イン・ファースト・ アウト(FIFO)の順で配信されます。

バックアウト・カウントのハード化 (HDNBKTCNT)

バックアウトされたメッセージのカウントをメッセージ・キュー・ マネージャーの再始動の間で保管(ハード化)する必要があるかどうかを指定 します。

注: IBM® MQ for IBM i では、この属性の設定に関係なく、カウントは常にハード化されます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
バックアウト・カウントはハード化されません。
*YES
バックアウト・カウントはハード化されます。

トリガー・タイプ (TRGTYPE)

トリガー・イベントを開始する条件を指定します。 条件が満たされると、トリガー・メッセージが開始キューに送信されます。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*FIRST
キュー上のメッセージ数が0から1になった時。
*ALL
メッセージがキューに到着するたび。
*DEPTH
キュー上のメッセージ数がTRGDEPTH属性の値と等しくなった時。
*NONE 値
トリガー・メッセージは書き込まれません。

トリガー項目数 (TRGDEPTH)

TRIGTYPE(*DEPTH)の場合に、開始キューへのトリガー・メッセージを開 始するメッセージの数を指定します。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
depth-value
1から999999999の範囲の値を指定します。

トリガー・メッセージ優先順位 (TRGMSGPTY)

メッセージがトリガー・イベントを作成し、カウントされることを 可能にするために必要なメッセージの優先順位を指定します。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
priority-value
0から9の範囲の値を指定します。

トリガー・データ (TRGDATA)

キュー・マネージャーがトリガー・メッセージに組み込む最高 64 文字までのユーザー・データを指定します。 このデータは、開始キューを処理するモニター・アプリケーションおよびモニターによって開始されたアプリケーションに対して使用可能になります。

注: アプリケーション・プログラムは MQSET の呼び出しを発行して、この属性値を変更することができます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NONE 値
トリガー・データは指定されません。
trigger-data
最高 64 文字までの文字を、アポストロフィで囲んで指定します。 伝送キューの場合には、このパラメーターを使用して、開始するチャネルの名前を指定することができます。

注 : フィールド長は 64 バイトであり、システムが 2 バイト文字セット (DBCS) を使用している場合、最大文字数が少なくなります。

保存間隔 (RTNITV)

保存間隔を指定します。 この間隔は、キューの作成日時に基づいた、そのキューが必要とすると見なされる時間数です。

この情報は、ハウスキーピング・アプリケーションまたは操作員に対する もので、キューがもはや必要でなくなる時点を判別するために 使用することができます。

注: メッセージ・キュー・マネージャーは、キューを削除することも、保存間隔が満了していないキューが削除されるのを防止することもしません。 必要な処置を取ることはユーザーの責任です。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
interval-value
0から999999999の範囲の値を指定します。

キューの最大長 (MAXDEPTH)

このキューで許可されるメッセージの最大数を指定します。 ただし、キューは他の要素によって、満杯として取り扱われることがあります。例えば、メッセージ用に使用可能な記憶域がない場合には、満杯であるように見えます。

注: この値が CHGMQMQ コマンドを使用することによって後ほど削減された場合、キューにあるメッセージは、新しい最大値を超過しても変更されません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
depth-value
0から999999999の範囲の値を指定します。

最大メッセージ長 (MAXMSGLEN)

キュー上のメッセージの最大長を指定します。

注: この値が CHGMQMQ コマンドを使用することによって後ほど削減された場合、キューにあるメッセージは新しい最大長を超過しても変更されません。

アプリケーションは、この属性の値を使用して、キューからメッセージを検索するために必要なバッファーのサイズを判別することができます。 したがって、この値を変更するのは、これがアプリケーションの誤った操作の原因とならないことが判明している場合だけです。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたキュー・タイプのシステム・デフォルト・ キューから取り出されます。
length-value
0から104 857 600の範囲の値を指定します。

バックアウトしきい値 (BKTTHLD)

バックアウトしきい値を指定します。

WebSphere® Application Server の内部で実行されているアプリケーション、および IBM MQ Application Server Facilities を使用するアプリケーションは、この属性を使用して、メッセージをバックアウトする必要があるかどうかを判別します。 その他のすべてのアプリケーションでは、キュー・マネージャーは、この属性を照会できるようにする以外には、この属性の値に基づいてアクションを取ることはありません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたキュー・タイプのシステム・デフォルト・ キューから取り出されます。
threshold-value
0から999999999の範囲の値を指定します。

バックアウト・リキュー名 (BKTQNAME)

バックアウト・キュー名を指定します。

WebSphere Application Server の内部で実行されているアプリケーション、および IBM MQ Application Server Facilities を使用するアプリケーションは、この属性を使用して、バックアウトされたメッセージの送信先を判別します。 その他のすべてのアプリケーションでは、キュー・マネージャーは、この属性を照会できるようにする以外には、この属性の値に基づいてアクションを取ることはありません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたキュー・タイプのシステム・デフォルト・ キューから取り出されます。
*NONE 値
バックアウト・キューは指定されません。
backout-queue-name
バックアウト・キュー名を指定します。

開始キュー (INITQNAME)

開始キューの名前を指定します。

注: 開始キューは、メッセージ・キュー・マネージャーの同じインスタンス上になければなりません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたキュー・タイプのシステム・デフォルト・ キューから取り出されます。
*NONE 値
開始キューは指定されません。
initiation-queue-name
開始キュー名を指定します。

使用法 (USAGE)

キューが通常使用のためのものか、あるいはリモート・メッセージ・ キュー・マネージャーへのメッセージの送信用のものであるかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたキュー・タイプのシステム・デフォルト・ キューから取り出されます。
*NORMAL
通常使用です。(キューは伝送キューではありません)
*TMQ
このキューは、リモート・メッセージ・キュー・マネージャーを宛先とするメッセージを保持するために使用される伝送キューです。 伝送キュー名が明示的に指定されていない状況でこのキューを使用しようとする場合には、そのキュー名がリモート・メッセージ・キュー・マネージャーの名前と同じでなければなりません。 詳しくは、 IBM MQ 相互通信を参照してください。

定義タイプ (DFNTYPE)

オブジェクト記述子に指定されたこのモデル・キューの名前でアプリケ ーションがMQOPEN API呼び出しを出した時に作成される動的キュー定 義のタイプを指定します。

注: このパラメーターは、モデル・キュー定義にのみ適用されます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*TEMPDYN
一時動的キューを作成します。 *YES の DEFMSGPST 値と一緒に指定しないでください。
*PERMDYN
永続動的キューを作成します。

ターゲット・オブジェクト (TGTQNAME)

このキューが別名となっているターゲット・オブジェクトの名前を指定します。

オブジェクトは、ローカルまたはリモートのキュー、トピック、または メッセージ・キュー・マネージャーとすることができます。

このフィールドをブランクのままにしないでください。 ブランクのままにしておくと、後で TGTNAME の追加によって変更しなければならない別名キューを作成してしまう可能性があります。

メッセージ・キュー・マネージャー名が指定されると、それによって、別名キューに通知されるメッセージを処理するメッセージ・キュー・マネージャーが識別されます。 ローカル・メッセージ・キュー・マネージャーか伝送キューのいずれかの名前を指定することができます。

注: ターゲット・オブジェクトは、この時点で存在している必要はありませんが、プロセスで別名キューのオープンが試行される時点では存在していなければなりません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
ターゲット・オブジェクトの名前はSYSTEM.DEFAULT.ALIAS.QUEUEから取り出されます。
target-object-name
ターゲット・オブジェクトの名前を指定します。

リモート・キュー (RMTQNAME)

リモート・キューの名前を指定します。 これは、RMTMQMNAME によって指定されたキュー・マネージャーに定義されたものと同じリモート・キューのローカル名です。

この定義がキュー・マネージャーの別名定義に使用される場合には、オ ープンが行なわれる時にRMTQNAMEはブランクになっていなければなりません。

応答先キュー別名でこの定義が使用される場合には、この名前は、 応答先キューとなるキューの名前です。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
リモート・キューの名前はSYSTEM.DEFAULT.REMOTE.QUEUEから取り出されます。
*NONE 値
リモート・キュー名は指定されません (すなわち、名前はブランクです)。 これは、定義がキュー・マネージャーの別名定義である場合に使用することができます。
remote-queue-name
リモート・キュー・マネージャーでのキューの名前を指定します。

注: この名前に指定された文字が、通常キュー名として使用できる文字だけであるかどうかは検査されません。

リモート・メッセージ・キュー・マネージャー (RMTMQMNAME)

キューRMTQNAMEが定義されるリモート・キュー・マネージャーの名前を 指定します。

リモート・キューのローカル定義がアプリケーションでオープンされる場合は、RMTMQMNAME として接続キュー・マネージャーの名前を指定してはなりません。 TMQNAME がブランクの場合は、この名前のローカル・キューが存在していなければなりません。このキューが伝送キューとして使用されます。

この定義をキュー・マネージャーの別名に使用した場合、RMTMQMNAME がキュー・マネージャーの名前であり、これを接続キュー・マネージャーの名前にすることができます。 それ以外の場合、TMQNAME がブランクであるときには、キューのオープン時に、USAGE(*TMQ) が指定された、この名前のローカル・キューが存在している必要があります。このキューが伝送キューとして使用されます。

応答先キュー別名でこの定義が使用される場合には、この名前は、 応答先キュー・マネージャーとなるキュー・マネージャーの名前です。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
SYSTEM.DEFAULT.REMOTE.QUEUEから、リモート・キュー・マネージャー の名前が取り出されます。
リモート・キュー・マネージャー名
リモート・キュー・マネージャーの名前を指定します。

注: この名前には、必ずキュー・マネージャー名に通常許可されている文字だけが含まれるようにしてください。

伝送キュー (TMQNAME)

リモート・キューかキュー・マネージャーの別名のいずれかの定義の場 合に、リモート・キューへ向けられるメッセージに使用される伝送キュ ーのローカル名を指定します。

TMQNAMEがブランクの場合には、RMTMQMNAMEと同じ名前のキューが伝送 キューとして使用されます。

この定義がキュー・マネージャーの別名として使用されていて、 接続キュー・マネージャーの名前がRMTMQMNAMEである場合には、この属 性は無視されます。

また、この定義が応答先キュー別名定義 として使用されている場合にも、これは無視されます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
伝送キュー名は、SYSTEM.DEFAULT.REMOTE.QUEUEから取り出されます。
*NONE 値
このリモート・キューに特定の伝送キュー名は定義されません。 この属性の値は、すべてブランクに設定されます。
伝送キュー名
伝送キュー名を指定します。

キュー項目数の高しきい値 (HIGHTHLD)

「キュー項目数高」イベントを生成するためにキュー項目数を比較 する対象のしきい値を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
threshold-value
0 から 100 の範囲の値を指定します。 この値は、キューの最大長 (MAXDEPTH パラメーター) パーセンテージとして使用されます。

キュー項目数の低しきい値 (LOWTHLD)

「キュー項目数低」イベントを生成するためにキュー項目数を比較 する対象のしきい値を指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
threshold-value
0 から 100 の範囲の値を指定します。 この値は、キューの最大長 (MAXDEPTH パラメーター) パーセンテージとして使用されます。

キュー・フル・イベント可能 (FULLEVT)

「キュー・フル」イベントが生成されるかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
「キュー・フル」イベントは生成されません。
*YES
「キュー・フル」イベントが生成されます。

キュー高イベント可能 (HIGHEVT)

「キュー項目数高」イベントが生成されるかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
「キュー項目数高」イベントは生成されません。
*YES
「キュー項目数高」イベントが生成されます。

キュー低イベント可能 (LOWEVT)

「キュー項目数低」イベントが生成されるかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
「キュー項目数低」イベントは生成されません。
*YES
「キュー項目数低」イベントが生成されます。

サービス間隔 (SRVITV)

サービス間隔を指定します。 この間隔は、「サービス間隔高」イベントおよび「サービス間隔 OK」イベントを生成するための比較に使用されます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
interval-value
0から999999999の範囲の値を指定します。 この値は、ミリ秒単位です。

サービス間隔イベント (SRVEVT)

「サービス・インターバル高」イベントまたは「サービス・インターバルOK」 イベントが生成されるかどうかを指定します。

「サービス・インターバル高」イベントは、少なくともSRVITVパラ メーターで示された時間内には、キューからメッセー ジは検索されていないことが検査で示された場合に生成されます。

「サービス・インターバルOK」イベントは、検査で、SRVITVパラメータ ーによって指示された時間内にキューからメッセージが検索されたこと が示された場合に生成されます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*HIGH
「サービス・インターバル高」イベントが生成されます。
*OK
「サービス・インターバルOK」イベントが生成されます。
*NONE 値
サービス・インターバル・イベントは生成されません。

配布リスト・サポート (DISTLIST)

キューが配布リストをサポートするかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NO
配布リストはサポートされません。
*YES
配布リストがサポートされます。

クラスター名 (CLUSTER)

キューが属するクラスターの名前です。

このパラメーターの変更は、既に開いているキューの インスタンスには影響しません。

動的キュー、伝送キュー、SYSTEM.CHANNEL.XX、SYSTEM.CLUSTER.XXまた はSYSTEM.COMMAND.XXキューには、このパラメーターは設定できません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
cluster-name
CLUSTERまたはCLUSNLの結果値のいずれか一方のみを非ブランクにする ことができますが、両方に値を指定することはできません。

クラスター名リスト (CLUSNL)

そのキューが属しているクラスターのリストを指定する、名前リストの名前です。 このパラメーターの変更は、既に開いているキューの インスタンスには影響しません。

動的キュー、伝送キュー、SYSTEM.CHANNEL.XX、SYSTEM.CLUSTER.XXまた はSYSTEM.COMMAND.XXキューには、このパラメーターは設定できません。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
namelist-name
そのキューが属しているクラスターのリストを指定する、NAMELISTの名 前です。

デフォルト・バインディング (DEFBIND)

MQOPEN呼び出しでアプリケーションがMQOO_BIND_AS_Q_DEFを指定し、 キューがクラスター・キューである時に、使用するバインドを指定し ます。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*OPEN
キューのオープン時に、キュー・ハンドルがクラスター・キューの特 定のインスタンスにバインドされます。
*NOTFIXED
キュー・ハンドルは、クラスター・キューの特定のインスタンスにバインド されません。 これによりキュー・マネージャーは、MQPUT を使用してメッセージが書き込まれたときに特定のキュー・インスタンスを選択することができ、その後必要に応じてその選択を変更することができます。

MQPUT1呼び出しは、常にNOTFIXEDが指定されているかのように機能します。

* グループ
キューがオープンされる際、メッセージ・グループにメッセージがある限り、キュー・ハンドルがクラスター・キューの特定のインスタンスにバインドされます。 メッセージ・グループのすべてのメッセージは、同じ宛先インスタンスに割り振られます。

クラスター・ワークロード・ランク (CLWLRANK)

キューのクラスター・ワークロード・ランクを指定します。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
cluster-workload-rank
0から9の範囲の値を指定します。

クラスター・ワークロード優先順位 (CLWLPRTY)

キューのクラスター・ワークロード優先順位を指定します。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
cluster-workload-priority
0から9の範囲の値を指定します。

クラスター・ワークロード・キューの使用 (CLWLUSEQ)

ターゲット・キューにローカル・インスタンスと少なくとも 1 つのリモート・クラスター・インスタンスの 両方がある場合の MQPUT の振る舞いを指定します。 PUT がクラスター・チャネルから発信される場合にはこの属性は 適用されません。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*QMGR
キュー・マネージャーCLWLUSEQ属性からの値が継承されます。
*LOCAL (ローカル)
ローカル・キューは、MQPUTのただ1つの宛先です。
*ANY
キュー・マネージャーは、ワークロード分散の目的でこうしたローカル・ キューをクラスター・キューの別のインスタンスとして扱います。

キュー・モニター (MONQ)

オンライン・モニター・データの収集を制御します。

キュー・マネージャー属性MONQが*NONEに設定されると、オンライン・ モニター・データは収集されません。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*QMGR
オンライン・モニター・データの収集は、キュー・マネージャー属性MONQの 設定から継承されます。
*OFF
このキューのオンライン・モニター・データ収集は無効になります。
*LOW
モニター・データ収集は、低いデータ収集率でオンとなります。
*MEDIUM
モニター・データ収集は、普通のデータ収集率でオンとなります。
*HIGH
モニター・データ収集は、高いデータ収集率でオンとなります。

キュー統計 (STATQ)

統計データの収集を制御します。

キュー・マネージャー属性STATQが*NONEに設定されると、オンライン・ モニター・データは収集されません。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*QMGR
統計データ収集は、キュー・マネージャー属性STATQの設定に基づきます。
*OFF
キューの統計データ収集は使用不可になります。
*ON
このキューの統計データ収集は使用可能になります。

キュー・アカウンティング (ACCTQ)

アカウント・データの収集を制御します。

キュー・マネージャー属性ACCTQが*NONEに設定されると、アカウント・ データは収集されません。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*QMGR
アカウント・データ収集は、キュー・マネージャー属性 ACCTQ の設定に基づきます。
*OFF
このキューのアカウンティング・データ収集は使用不可になります。
*ON
このキューのアカウンティング・データ収集は使用可能になります。

非持続メッセージ・クラス (NPMCLASS)

このキューに書き込まれる非持続メッセージの信頼性のレベルを指定します。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NORMAL
このキューに書き込まれる非持続メッセージが失われるのは、障害またはキュー・マネージャー・シャットダウンの後だけです。 このキューに書き込まれる非持続メッセージは、キュー・マネージャーの再始動時に廃棄されます。
*HIGH
このキューに書き込まれる非持続メッセージは、キュー・マネージャーの再始動時には廃棄されません。 しかし、障害が発生すると、このキューに書き込まれる非持続メッセージは失われる可能性があります。

メッセージの先読み (MSGREADAHD)

非持続メッセージがアプリケーションによって要求されるよりも前にクライアントに送られるかどうかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*DISABLED
先読みは、このキューでは使用不可になっています。 先読みがクライアント・アプリケーションによって要求されているかどうかに関係なく、アプリケーションが要求するよりも前にメッセージがクライアントに送られることはありません。
*NO
非持続メッセージは、アプリケーションによって要求されるよりも前に クライアントに送られません。 クライアントが異常終了した場合に失われる非持続メッセージは、最大で 1 つだけです。
*YES
非持続メッセージは、アプリケーションによって要求されるより前にクライアントに送られます。 クライアントが異常終了する場合、またはクライアント・アプリケーションが送られたメッセージすべてをコンシュームしない場合は、非持続メッセージが失われることがあります。

デフォルトの Put 応答 (DFTPUTRESP)

デフォルトのPUT応答タイプ(DFTPUTRESP)属性は、 アプリケーションがMQPMO_RESPONSE_AS_Q_DEFオプションを指定するときに、 MQPUTおよびMQPUT1呼び出しに必要な応答のタイプを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*SYNC
この値を指定すると、MQPMO_RESPONSE_AS_Q_DEF を指定するキューに対する PUT 操作は、代わりに MQPMO_SYNC_RESPONSE が指定されていたかのように発行されます。 MQMD および MQPMO 内のフィールドが、キュー・マネージャーからアプリケーションに返されます。 これは IBM MQに用意されているデフォルト値ですが、ご使用のシステムで変更されている可能性があります。
*ASYNC
この値を指定すると、MQPMO_RESPONSE_AS_Q_DEF を指定するキューに対する PUT 操作は、常に、代わりに MQPMO_ASYNC_RESPONSE が指定されていたかのように発行されます。 MQMD および MQPMO の一部のフィールドはキュー・マネージャーによってアプリケーションに戻されませんが、トランザクションに書き込まれたメッセージや非持続メッセージのパフォーマンスに向上が見られる場合があります。

プロパティー制御 (PROPCTL)

MQGMO_PROPERTIES_AS_Q_DEF オプションが指定されている場合に、 MQGET 呼び出しを使用してキューから取得されるメッセージのプロパティーをどのように処理するかを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*COMPAT
メッセージに mcd.jms.usr.、または mqext. という接頭部を持つプロパティーがある場合、メッセージのプロパティーはすべて MQRFH2 ヘッダー内のアプリケーションに配信されます。 それ以外の場合、メッセージ記述子 (または拡張) に含まれるものを除くメッセージのプロパティーはすべて廃棄され、アプリケーションにアクセスできなくなります。
*NONE 値
メッセージ記述子(または拡張)に含まれているものを除き、 メッセージのすべてのプロパティーは廃棄され、アプリケーションから アクセス可能ではなくなります。
*ALL
メッセージのすべてのプロパティー (メッセージ記述子 (または拡張子) に含まれるものを除く) は、メッセージ・データ内の 1 つ以上の MQRFH2 ヘッダーに含まれます。
*FORCE
アプリケーションがメッセージ・ハンドルを指定しているかどうかに関係なく、プロパティーは常にMQRFH2ヘッダーのメッセージ・データで返されます。
*V6COMPAT
*V6COMPAT を設定する場合は、MQPUT により解決されるキュー定義および MQGET により解決されるキュー定義、両方のいずれかのキュー定義に設定する必要があります。 これは、介在するその他すべての伝送キューにも設定する必要があります。 これにより MQRFH2 ヘッダーが、変更されずに送信側アプリケーションから受信側アプリケーションに渡されます。 これは、キュー名解決チェーン内で検出される他の PROPCTL の設定をオーバーライドします。 プロパティーがクラスター・キューに設定されると、その設定が他のキュー・マネージャー上にローカルでキャッシュされることはありません。 *V6COMPAT はクラスター・キューに解決される別名キューに設定する必要があります。 書き込みアプリケーションが接続されているキュー・マネージャーと同じキュー・マネージャーに別名キューを定義します。

ターゲット・タイプ (TARGTYPE)

別名が解決されて生じるオブジェクトのタイプを指定します。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
* キュー
キュー・オブジェクト。
*TOPIC
トピック・オブジェクト。

カスタム属性 (CUSTOM)

この属性は、別個の属性が導入されるまでの間、新規機能の構成用として予約されています。 この属性を使用する機能が導入されるときに、この記述は更新されます。 現在は、CUSTOM に対する有意味な値がないため、空のままにしてください。

指定できる値は以下のとおりです。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*BLANK
テキストはブランク・ストリングに設定されます。
custom
1 つ以上のスペースで分離された、ゼロ個以上の属性 (属性名と値のペア) を指定します。 属性名と値のペアは、NAME(VALUE) の形式で、大文字で指定する必要があります。 単一引用符は、必ずもう 1 つの単一引用符でエスケープする必要があります。

CLCHNAME

このパラメーターは、伝送キューでのみサポートされます。

*SYSDFTQ
この属性の値は、指定されたタイプのシステム・デフォルト・キューから 取り出されます。
*NONE 値
属性は削除されます。
custom
1 つ以上のスペースで分離された、ゼロ個以上の属性 (属性名と値のペア) を指定します。 属性名と値のペアは、NAME(VALUE) の形式で、大文字で指定する必要があります。 単一引用符は、必ずもう 1 つの単一引用符でエスケープする必要があります。

アスタリスク *ClusterChannelName に指定することにより、伝送キューをクラスター送信側チャネルのセットに関連付けることができます。 アスタリスクはチャネル名ストリングの先頭、末尾、またはそれ以外の場所に任意の数だけ使用できます。 ClusterChannelName は長さ 20 文字に制限されています: MQ_CHANNEL_NAME_LENGTH