HTTP および HTTPS ポートの構成
デフォルトでは、 IBM® MQ Console および REST API をホストする mqweb サーバーは HTTPS ポート 9443 を使用します。 HTTP 接続に関連付けられたポートは無効になります。 HTTP ポートを有効にしたり、別の HTTPS ポートを構成したり、HTTP や HTTPS ポートを無効にしたりできます。 IBM MQ 9.0.4以降では、 setmqweb コマンドを使用してポートを構成できます。 IBM MQ 9.0.3以前では、 mqwebuser.xml ファイルを編集してポートを構成できます。
始める前に
<webAppSecurity ssoRequiresSSL="true"/>
dspmqweb properties -a
httpPort
フィールドは HTTP ポートを示し、httpsPort
フィールドは HTTPS ポートを示します。 詳しくは、 dspmqwebを参照してください。z/OS®で setmqweb コマンドまたは dspmqweb コマンドを発行する前に、WLP_USER_DIR 環境変数が mqweb サーバー構成を指すように設定する必要があります。
export WLP_USER_DIR=WLP_user_directory
ここで、WLP_user_directory
は、crtmqweb.sh
に渡されるディレクトリーの名前です。 以下に例を示します。export WLP_USER_DIR=/var/mqm/web/installation1
詳しくは、 Liberty サーバー定義の作成を参照してください。
手順
- IBM MQ 9.0.4以降では、 setmqweb
properties コマンドを使用します。
- HTTP ポートを有効にしたり構成したりするには、以下のコマンドを使用します。
setmqweb properties -k httpPort -v portNumber
ここで、portNumber は HTTP 接続に使用するポートを示します。
-1
の値を使用すると、ポートを無効にすることができます。 - HTTPS ポートを構成するには、以下のコマンドを使用します。
setmqweb properties -k httpsPort -v portNumber
ここで、portNumber は HTTPS 接続に使用するポートを示します。
-1
の値を使用すると、ポートを無効にすることができます。
- HTTP ポートを有効にしたり構成したりするには、以下のコマンドを使用します。
- IBM MQ 9.0.3 以前の場合は、 mqwebuser.xml ファイルを編集します。
- mqwebuser.xml ファイルを開きます。mqwebuser.xml ファイルは、次のいずれかのディレクトリーにあります。
- UNIX, Linux®, and Windowsの場合:
MQ_DATA_DIRECTORY
/web/installations/installationName/servers/mqweb - z/OSの場合: WLP_user_directory/servers/mqweb
ここで WLP_user_directory は、mqweb 定義を作成するために crtmqweb.sh スクリプトを実行した際に指定されたディレクトリーです。
- UNIX, Linux®, and Windowsの場合:
- ポートを構成します。
- HTTP ポートを有効にしたり構成したりするには、mqwebuser.xml ファイルの
<server>
タグ内の次の行を編集または追加します。<variable name="httpPort" value="portNumber" />
ここで、portNumber は HTTP 接続に使用するポートを示します。
-1
の値を使用すると、ポートを無効にすることができます。 - HTTPS ポートを構成するには、mqwebuser.xml ファイルの
<server>
タグ内の次の行を編集または追加します。<variable name="httpsPort" value="portNumber" />
ここで、portNumber は HTTPS 接続に使用するポートを示します。
-1
の値を使用すると、ポートを無効にすることができます。
- HTTP ポートを有効にしたり構成したりするには、mqwebuser.xml ファイルの
- mqwebuser.xml ファイルを開きます。