Liberty サーバー用のプロシージャーを作成します。
IBM® MQ for z/OS® Unix System Services Web コンポーネントをインストールし、 MQ Consoleまたは REST APIを使用する場合は、 Liberty mqweb
サーバーを始動するためのカタログ式プロシージャーを作成する必要があります。
- このタスクは、 IBM MQを実行する z/OS システムごとに 1 回実行する必要があります。
- 実行中の IBM MQ のバージョンごとに Liberty サーバー・インスタンスが必要です。 例えば、 IBM MQ 9.0.1 のキュー・マネージャーの場合は MQWB0901 という開始タスク、 IBM MQ 9.0.2のキュー・マネージャーの場合は MQWB0902 という開始タスクがあります。
キュー・マネージャーが 1 つしかない場合は、単一の Liberty サーバー開始タスクを実行して、キュー・マネージャーの移行時に使用するライブラリーを変更することができます。
- 前のバージョンから移行する際に、カタログ式プロシージャーを変更しなければならない場合があります。
- サンプルの開始タスク・プロシージャー
thlqual.SCSQPROC(CSQ4WEBS)
をプロシージャー・ライブラリーにコピーします。企業の規約に従ってプロシージャーに名前を付けます。
例えば、
MQWB0901
は、これが Liberty for IBM MQ 9.0.1 のカタログ式プロシージャーであることを示します。 - サンプル・プロシージャー CSQ4WEBS 内の命令を使用して、要件に合うようにプロシージャーを調整します。
Liberty ユーザー・ディレクトリーは、
mqweb
サーバー定義を作成するために crtmqweb.sh スクリプトを実行したときに指定したディレクトリーであることに注意してください。詳しくは、 Liberty サーバー定義の作成 を参照してください。
- 外部セキュリティー管理プログラムの下で実行できるようにプロシージャーに許可を与えます。
- S procname コマンドを使用してプロシージャーを開始します。
「+CWWKE0001I: サーバー mqweb が起動しました。(The server mqweb has been launched.)」というメッセージが生成されます。
サーバーが正常に開始しない場合は、メッセージを確認してください。
プロシージャーが開始すると、出力が USERDIR パラメーターの下にあるファイルに保管されます。 例えば、ユーザー・ディレクトリーが /u/mq/mqweb である場合は、/u/mq/mqweb/servers/mqweb/logs を確認してください。
このファイルは ASCII で書き込まれるため、一般的なシステム・ツールを使用して表示することができます。
- IBM ワークロード・マネージャー (WLM) を使用して、このアドレス・スペースを分類します。
Liberty サーバーは IBM MQ アプリケーションであり、ユーザーはこのアプリケーションと対話します。 アプリケーションは WLM での重要度を高くする必要はなく、サービス・クラス STCUSER が適切です。
- P procname コマンドを使用してプロシージャーを停止します。注:
- ファイルのデータが小文字になるように、メンバーの編集時には必ず「大文字オフ (Caps off)」を指定してください。
- Web サーバーの開始やシャットダウンにかなりの時間がかかる (場合によっては 1 分を超える) こともあります。