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キュー・マネージャーの停止
endmqm コマンドを使用して、キュー・マネージャーを停止できます。 このコマンドでは、制御または静止状態でのシャットダウン、即時シャットダウン、およびプリエンプティブ・シャットダウンの 3 つの方法でキュー・マネージャーを停止できます。 あるいは、 Windows および Linux®では、 IBM® MQ Explorerを使用してキュー・マネージャーを停止することができます。
本タスクについて
endmqm コマンドで単一インスタンス・キュー・マネージャーを停止する方法は 3 つあります。
- 制御 (静止) 状態でのシャットダウン
- デフォルトでは、endmqm コマンドが指定されたキュー・マネージャーの静的シャットダウンを実行します。 静止状態でのシャットダウンは、接続されたアプリケーションすべてが切断されるまで待機するため、完了するまで時間がかかる場合があります。
- 即時シャットダウン
- 即時シャットダウンの場合、現在の MQI 呼び出しを完了することはできますが、新しい呼び出しは失敗します。 このタイプのシャットダウンは、アプリケーションがキュー・マネージャーに接続中でも実行されます。
- プリエンプティブ・シャットダウン
- キュー・マネージャーは即時に停止します。 このタイプのシャットダウンは、例外的な状況でのみ使用します。例えば、キュー・マネージャーが通常の endmqm コマンドで停止しない場合などです。
endmqm コマンドは、 単一インスタンスのキュー・マネージャーを停止する場合と同じ方法で、 複数インスタンス・キュー・マネージャーのすべてのインスタンスを停止します。 endmqm は、 アクティブ・インスタンス、または複数インスタンス・キュー・マネージャーの 1 つのスタンバイ・インスタンスのいずれかで発行できます。 ただし、キュー・マネージャーを終了するには、アクティブ・インスタンスで endmqm を実行する必要があります。
endmqm コマンドとそのオプションについて詳しくは、 endmqmを参照してください。
ヒント: キュー・マネージャーのシャットダウンの問題は、多くの場合、アプリケーションが原因で発生します。 例えば、次のような場合です。
- アプリケーションが MQI 戻りコードを正しく検査しない場合
- アプリケーションが静止の通知を要求しない場合
- アプリケーションが (MQDISC 呼び出しを出して)、キュー・マネージャーからの切断を行わずに終了する場合
endmqm コマンドを使用する代わりに、 Windows および Linuxでは、 IBM MQ Explorer を使用して制御シャットダウンまたは即時シャットダウンを実行することにより、キュー・マネージャーを停止できます。