IBM MQ for z/OS ユーティリティー
IBM® MQ for z/OS® には、システム管理に役立つ一連のユーティリティー・プログラムが用意されています。
IBM MQ for z/OS には、以下のようなさまざまな管理用タスクの実行に役立つ一連のユーティリティー・プログラムが用意されています。
- メッセージ・セキュリティー・ポリシーを管理します。
- バックアップ、リストア、再編成のタスクを実行します。
- コマンドを実行し、オブジェクト定義を処理します。
- データ変換出口を生成します。
- ブートストラップ・データ・セットを変更します。
- ログに関する情報を表示します。
- ログを印刷します。
- Db2® 表およびその他の Db2 ユーティリティーをセットアップします。
- 送達不能キューにあるメッセージを処理します。
メッセージ・セキュリティー・ポリシー・ユーティリティー
メッセージ・セキュリティー・ポリシー・ユーティリティー (CSQ0UTIL) は、メッセージ・セキュリティー・ポリシーを管理するためのスタンドアロン・ユーティリティーとして実行されます。 詳しくは、 メッセージ・セキュリティー・ポリシー・ユーティリティー (CSQ0UTIL) を参照してください。
CSQUTIL ユーティリティー
バックアップ、リストア、再編成のタスクを実行するために用意されているユーティリティー・プログラムです。 詳しくは、 CSQUTIL ユーティリティー を参照してください。データ変換出口ユーティリティー
IBM MQ for z/OS データ変換出口ユーティリティー ( CSQUCVX ) 独立型ユーティリティーとして実行し、データ変換出口ルーチンを作成します。
ログ目録変更ユーティリティー
IBM MQ for z/OS ログ目録変更ユーティリティー・プログラム ( CSQJU003 ) スタンドアロン・ユーティリティーとして実行して、ブートストラップ・データ・セット (BSDS) を変更します。 このユーティリティーを使用して、以下の機能を実行できます。
- アクティブ・ログ・データ・セットまたはアーカイブ・ログ・データ・セットを追加/削除します。
- アーカイブ・ログのパスワードを提供します。
ログ・マップ印刷ユーティリティー
IBM MQ for z/OS ログ・マップ印刷ユーティリティー・プログラム ( CSQJU004 ) 独立型ユーティリティーとして実行し、以下の情報をリストします。
- すべてのアクティブ・ログ・データ・セットとアーカイブ・ログ・データ・セットの両方のコピーのログ・データ・セット名とログ RBA の関連付け。 重複ロギングがアクティブになっていない場合は、データ・セットのコピーが 1 つだけ存在します。
- 新しいログ・データを書き込めるアクティブ・ログ・データ・セット。
- ブートストラップ・データ・セット (BSDS) 内のチェックポイント・レコードのキューの内容。
- アーカイブ・ログ・コマンド・ヒストリー・レコードの内容。
- システムとユーティリティーのタイム・スタンプ。
ログ印刷ユーティリティー
ログ印刷ユーティリティー・プログラム (CSQ1LOGP) は、スタンドアロン・ユーティリティーとして実行します。 このユーティリティーを実行するときに、以下の対象を指定できます。- ブートストラップ・データ・セット (BSDS)
- アクティブ・ログ (BSDS なし)
- アーカイブ・ログ (BSDS なし)
キュー共有グループ・ユーティリティー
キュー共有グループ・ユーティリティー・プログラム ( CSQ5PQSG ) Db2 表をセットアップし、キュー共有グループに必要なその他の Db2 タスクを実行するために、スタンドアロン・ユーティリティーとして実行されます。
アクティブ・ログ事前フォーマット・ユーティリティー
アクティブ・ログ事前フォーマット・ユーティリティー (CSQJUFMT) は、キュー・マネージャーでアクティブ・ログ・データ・セットを使用する前に、アクティブ・ログ・データ・セットをフォーマットするためのユーティリティーです。 このユーティリティーを使用してアクティブ・ログ・データ・セットを事前フォーマットすると、 アクティブ・ログを介したキュー・マネージャーの最初のパスで、 ログ書き込みのパフォーマンスが向上します。
送達不能キュー・ハンドラー・ユーティリティー
送達不能キュー・ハンドラー・ユーティリティー・プログラム (CSQUDLQH) は、スタンドアロン・ユーティリティーとして実行します。 送達不能キューにあるメッセージを検査し、このユーティリティーで指定する一連の規則に基づいてそれらのメッセージを処理します。