[z/OS]

IBM MQ for z/OSへのコマンドの発行

IBM® MQ スクリプト・コマンド (MQSC) をバッチ・モードまたは対話モードで使用して、キュー・マネージャーを制御できます。

IBM MQ for z/OS® は MQSC コマンドをサポートします。このコマンドは、以下のソースから発行できます。

  • z/OS コンソールまたは同等のもの ( SDSF/TSO など)。
  • 初期設定入力データ・セット。
  • 順次データ・セット内のコマンドのリストを処理する、 システムに提供されているバッチ・ユーティリティー、CSQUTIL。
  • コマンド入力キューに対するメッセージとしてコマンドを送信することで、 適正に許可されたアプリケーション。 アプリケーションは、次のいずれかになります。
    • バッチ領域プログラム
    • CICS® アプリケーション
    • IMS アプリケーション
    • TSO アプリケーション
    • 別の IBM MQ システム上のアプリケーション・プログラムまたはユーティリティー

表 2 に、MQSC コマンドと、それらのコマンドを発行できるソースを要約します。

これらのコマンドの機能の多くは、 IBM MQ for z/OS 操作および制御パネルから便利な方法で使用できます。

コマンドを使用して (直接または間接的に) キュー・マネージャーのリソース定義に加えられた変更は、 IBM MQ サブシステムの再始動後も保持されます。

IBM MQ for z/OS は、プログラマブル・コマンド・フォーマット (PCF) コマンドもサポートします。 これにより、 IBM MQを管理するためのアプリケーションの作成が単純化されます。 MQSC コマンドは人間が読むことのできるテキスト形式であるのに対し、PCF はアプリケーションが テキスト・ストリングを解析する必要なく要求を作成して応答を読み取ることができるようにします。 MQSC コマンドと同様に、アプリケーションは PCF コマンドを、 コマンド入力キューにメッセージとして送信することにより発行します。 PCF コマンドの使用法の詳細について、およびコマンドの詳細については、「 プログラマブル・コマンド・フォーマットのリファレンス 」の資料を参照してください。