分散ネットワークに対する非同期コマンドが終了したことの確認
分散ネットワークでは、多くのコマンドが非同期コマンドとして使用されます。 コマンドによっては、またコマンド発行時のネットワークの状態によっては、完了までにかなりの時間がかかる場合があります。 キュー・マネージャーは完了時にメッセージを発行しないため、コマンドが終了したことを他の方法で確認する必要があります。
本タスクについて
クラスターに対して行う構成変更のほとんどすべてがたいてい非同期で完了します。 これは、クラスター内で発生する内部管理やサイクルの更新によるものです。 パブリッシュ/サブスクライブ階層では、サブスクリプションに影響を与えるすべての構成変更がたいてい非同期で完了します。 このことはコマンドの名前からは分からないこともあります。
以下の MQSC コマンドはすべて非同期で完了します。 これらの各コマンドには PCF に相当するものがあり、ほとんどのコマンドは IBM® MQ Explorer 内からも使用できます。 これらのコマンドは通常、ワークロードのない小規模なネットワークで実行される場合は、数秒で完了します。 ただし、これは大規模で負荷の高いネットワークには当てはまりません。 また、REFRESH CLUSTER コマンドは、特に複数のキュー・マネージャーで同時に発行される場合にはそれよりもかなり長い時間がかかることもあります。
これらのコマンドが終了したことを確認するには、予期するオブジェクトがリモート・キュー・マネージャーに存在することを確認します。