サービス・オブジェクトの定義

MQSC コマンド DEFINE SERVICE でサービス・オブジェクトを定義します。

定義しなければならない属性は以下のとおりです。
SERVTYPE
サービス・オブジェクトのタイプを定義します。 次の値を指定できます。
SERVER
サーバー・サービス・オブジェクト。

同時に実行できるサーバー・サービス・オブジェクトのインスタンスは、1 つだけです。 サーバー・サービス・オブジェクトの状況は、MQSC コマンド DISPLAY SVSTATUSを使用してモニターできます。

COMMAND
コマンド・サービス・オブジェクト。

コマンド・サービス・オブジェクトでは、複数のインスタンスを同時に実行することができます。 コマンド・サービス・オブジェクトの状況は、モニターできません。

STARTCMD
サービスを開始するために実行されるプログラム。 プログラムの完全修飾パスを指定する必要があります。
STARTARG
開始プログラムに渡される引数。
STDERR
サービス・プログラムの標準のエラー (stderr) のリダイレクト先のファイルのパスを指定します。
STDOUT
サービス・プログラムの標準出力 (stdout) のリダイレクト先のファイルのパスを指定します。
STOPCMD
サービスを停止するために実行されるプログラム。 プログラムの完全修飾パスを指定する必要があります。
STOPARG
停止プログラムに渡される引数。
CONTROL
サービスの開始方法と停止方法を指定します。
MANUAL
サービスを自動的に開始または停止しません。 START SERVICE コマンドおよび STOP SERVICE コマンドの使用によって、サービスの開始と停止を制御します。 これがデフォルト値です。
QMGR
定義するサービスは、キュー・マネージャーの開始および停止に合わせて開始および停止されます。
STARTONLY
サービスはキュー・マネージャーの開始に合わせて開始されますが、キュー・マネージャーが停止してもサービスに対しては停止を要求しません。