キュー・マネージャーの処理

キュー・マネージャー属性を表示または変更するために使用できる MQSC コマンドの例。

キュー・マネージャーの属性を表示する

runmqsc で指定したキュー・マネージャーの属性を表示するには、DISPLAY QMGR MQSC コマンドを使用します。


DISPLAY QMGR
このコマンドからの標準的な出力を 図 1 に示します。
図1: DISPLAY QMGR コマンドからの一般的出力

DISPLAY QMGR
     1 : DISPLAY QMGR
AMQ8408: Display Queue Manager details.
   QMNAME(QM1)                             ACCTCONO(DISABLED)
   ACCTINT(1800)                           ACCTMQI(OFF)
   ACCTQ(OFF)                              ACTIVREC(MSG)
   ACTVCONO (DISABLED)                     ACTVTRC (OFF) 
   ALTDATE(2012-05-27)                     ALTTIME(16.14.01)
   AUTHOREV(DISABLED)                      CCSID(850)
   CHAD(DISABLED)                          CHADEV(DISABLED)
   CHADEXIT( )                             CHLEV(DISABLED)
   CLWLDATA( )                             CLWLEXIT( )
   CLWLLEN(100)                            CLWLMRUC(999999999)
   CLWLUSEQ(LOCAL)                         CMDEV(DISABLED)
   CMDLEVEL(800)                           COMMANDQ(SYSTEM.ADMIN.COMMAND.QUEUE)
   CONFIGEV(DISABLED)                      CRDATE(2011-05-27)
   CRTIME(16.14.01)                        DEADQ()
   DEFXMITQ( )                             DESCR( )
   DISTL(YES)                              INHIBTEV(DISABLED)
   IPADDRV(IPV4)                           LOCALEV(DISABLED)
   LOGGEREV(DISABLED)                      MARKINT(5000)
   MAXHANDS(256)                           MAXMSGL(4194304)
   MAXPROPL(NOLIMIT)                       MAXPRTY(9)
   MAXUMSGS(10000)                         MONACLS(QMGR)
   MONCHL(OFF)                             MONQ(OFF)
   PARENT( )                               PERFMEV(DISABLED)
   PLATFORM(WINDOWSNT)	                    PSRTYCNT(5)
   PSNPMSG(DISCARD)                        PSNPRES(NORMAL)
   PSSYNCPT(IFPER)                         QMID(QM1_2011-05-27_16.14.01)
   PSMODE(ENABLED)                         REMOTEEV(DISABLED)
   REPOS( )                                REPOSNL( )
   ROUTEREC(MSG)                           SCHINIT(QMGR)
   SCMDSERV(QMGR)                          SSLCRLNL( )
   SSLCRYP( )                              SSLEV(DISABLED)
   SSLFIPS(NO)                             SSLKEYR(C:\Program Files\IBM\WebSphere
MQ\Data\qmgrs\QM1\ssl\key)
   SSLRKEYC(0)                             STATACLS(QMGR)
   STATCHL(OFF)                            STATINT(1800)
   STATMQI(OFF)                            STATQ(OFF)
   STRSTPEV(ENABLED)                       SYNCPT
   TREELIFE(1800)                          TRIGINT(999999999)
注: SYNCPT は読み取り専用のキュー・マネージャー属性です。

ALL パラメーターは、DISPLAY QMGR コマンドでのデフォルトです。 このパラメーターによって、すべてのキュー・マネージャー属性が表示されます。 特に、出力では、デフォルト・キュー・マネージャー名、送達不能キューの名前、およびコマンド・キューの名前が示されます。

これらのキューが作成されていることを、次のコマンドを入力して確認することができます。

DISPLAY QUEUE (SYSTEM.*)

これにより、ステム SYSTEM.*に一致するキューのリストが表示されます。 括弧は必ず付けてください。

キュー・マネージャーの属性の変更

runmqsc コマンドに指定されたキュー・マネージャーの属性を変更するには、変更する属性および値を指定した MQSC コマンド ALTER QMGR を使用します。 例えば、jupiter.queue.manager の属性を変更するには、次のコマンドを使用します。

runmqsc jupiter.queue.manager
ALTER QMGR DEADQ (ANOTHERDLQ) INHIBTEV (ENABLED)

ALTER QMGR コマンドにより、使用されている送達不能キューが変更され、禁止イベントが使用可能になります。