DEFINE COPYGROUP (コピー・グループの定義)

このコマンドを使用して、特定の管理クラス、ポリシー・セット、および ポリシー・ドメイン内で、新規バックアップ・コピー・グループまたは アーカイブ・コピー・グループを定義します。サーバーは、バックアップ・コピー・グループ とアーカイブ・コピー・グループを使用して、クライアントがファイルをバックアップ し、アーカイブする方法を制御し、バックアップ・ファイルとアーカイブ済みファイルを管理します。

クライアントが新規コピー・グループを使用できるようにするには、新規コピー・グループを含むポリシー・セットをアクティブ化する必要があります。

各管理クラスごとに、バックアップ・コピー・グループとアーカイブ・コピー・グループ を 1 つずつ定義できます。クライアント・ノードがファイルをバックアップできることを確認するために、ポリシー・セットのデフォルト管理クラスにバックアップ・コピー・グループを入れてください。

重要: コピー・ストレージ・プールを宛先として指定すると、DEFINE COPYGROUP コマンドは失敗します。

DEFINE COPYGROUP コマンドには、バックアップ・コピー・グループの定義用と、アーカイブ・コピー・グループの定義用の 2 つの形式があります。 各形式の構文およびパラメーターは、別々に定義されています。

表 1. DEFINE COPYGROUP に関連するコマンド
コマンド 説明
ASSIGN DEFMGMTCLASS 既存の管理クラスを、指定されたポリシー・セットのデフォルト値として割り当てます。
BACKUP NODE Network Attached Storage (NAS) ノードをバックアップします。
COPY MGMTCLASS 管理クラスのコピーを作成します。
DEFINE MGMTCLASS 管理クラスを定義します。
DEFINE STGPOOL サーバー・ストレージ・メディアの指定のコレクションとしてストレージ・プールを定義します。
DELETE COPYGROUP バックアップまたはアーカイブ・コピー・グループをポリシー・ドメインおよびポリシー・セットから削除します。
DELETE MGMTCLASS 管理クラスおよびそのコピー・グループをポリシー・ドメインおよびポリシー・セットから削除します。
EXPIRE INVENTORY インベントリー満了処理を手動で開始します。
QUERY COPYGROUP コピー・グループの属性を表示します。
QUERY MGMTCLASS 管理クラスについての情報を表示します。
SET ARCHIVERETENTIONPROTECTION データ保存保護を活動化するかどうかを指定します。
UPDATE COPYGROUP コピー・グループの 1 つ以上の属性を変更します。